ＪＵ宮城（宮城県大和町・鹿野利徳会長理事長）は５月21日、「令和元年度通常総会」を仙台市内のホテルにて開催した。

　当日の販売協会・販売商工組合における議事の審議では、全ての議案が承認、可決され令和元年度の事業計画が決定した。
　任期満了に伴う役員改選では、鹿野会長理事長の再任が決定したほか、副会長副理事長には伊藤氏と千葉氏が、専務理事に梶田氏を選任、役員人事を決定した。

　鹿野会長理事長は「昨年の48回のオークションにおいて、出品数は微減となったが、成約率が伸張したことで、組合事業に貢献することができた。これも協会組合員、オークション会員の皆様のご協力のおかげ。また、３月には若干の会場リニューアルに加え、出品ヤードを１８００坪拡張した。今年度も利便性を重んじながら新たに事業を推進していきたい」と抱負を述べた。

　平成30年度の事業報告では各事業の報告がなされた。オークション事業では過去３番目の出品実績を記録。また、成約数は５万５０６３台、成約率71.２％と前年度を上回る好実績を収めた。小売振興事業では「カムカムキャンペーン」をはじめ、支部合同フェアを開催。参加社数および販売台数も着実に増加するなど成果をあげた。金融事業の柱となる「ＪＵクレジットキャンペーン」でも現在まで８回連続目標達成、封印事業も運輸局隣に封印事務所開設などの取り組みも奏功し取扱件数は増加している。

　令和元年度の事業計画は、変わりゆく社会環境に対応できる柔軟性を兼ね備え、計画に沿った円滑な事業運営を展開していく。オークション事業は「公平公正」なオークションによる信頼性確保をはじめ、出品車両検査精度の更なる向上を目指すべく研修会実施やセリ時間短縮を検討している。小売振興事業では、合同フェアの効果的開催や買取支援策の再強化に取り組む。

　総会後の懇親会では新役員が登壇。代表して挨拶に立った鹿野会長理事長は「昨年の48回のオークションにおいて、出品数は微減となったが、成約率が伸張したことで、組合事業に貢献することができた。これも協会組合員、オークション会員の皆様のご協力のおかげ。また、３月には若干の会場リニューアルに加え、出品ヤードを１８００坪拡張した。今年度も利便性を重んじながら新たに事業を推進していきたい」と抱負を述べた。