ＪＵ神奈川（小田原市成田・山田久男理事長）は９月22日、｢新会場オープン22周年＆全７支部＆ディーラー協賛スペシャルＡＡ｣を開催した。

　当日のセリは今年度最高となる出品１１５５台を集荷。うち、良質のディーラー出品車が約４００台と出品車の３分の１強を占め、活発な応札が交わされ盛況となった。成約率も今年度最高となる70.５％を記録。周年記念に相応しい盛会となった。また、会場には全国から会長理事長が来場。ＪＵ中販連・澤田稔会長をはじめ、北はＪＵ札幌・問谷功三会長、南はＪＵ鹿児島・新園康男会長が来場し開場22周年に花を添えた。

　開催に先立ち挨拶に立った山田久男理事長は多数の出品と来賓に謝辞を述べた。続いて澤田会長が挨拶に立ち「これほどの来賓が見えるのは山田会長の人柄、人脈の深さによるもの。ディーラーを中心にきめ細やかに会員をフォローし本日も１０００台を超える出品車を集荷した。また、４年前に山田会長が金融委員長に就任する以前はクレジット実績も２０００億円を切っていたが、就任後２４００億円まで実績を挙げた。今後もＪＵ神奈川をはじめ全国の中販連を導いていただきたい。続けて萩原会長代行、ＭＩＲＩＶＥ・伊藤文彦社長が祝辞を述べた。

　記者懇談の場で山田理事長は「昭和53年に新横浜、昭和58年から河川敷、平成６年に現在の場所に移り22年が経った。多くの会員に支えていただき今日に至った。今後もオークションを継続発展させていかなければならない。通常開催時は５００台、記念開催では１０００台の出品を目指していく。その上でディーラーとの共存がポイント。神奈川県の車は状態も良く、全国に流出していく。引き続き小売支援に力を入れ小売が活発になることで、オークション、金融、封印と各事業に動きが出る。上半期の組合事業は目標を上回り全て順調。各事業で目標を上回っているが、これは７支部長が中心となって活動していただいているおかげ。下期も市況の厳しさは続くと思われるが、引き続き執行部と組合員が一丸となって事業を推進していきたい」と語った。

　当日のセリ結果は出品１１５５台、成約８１４台、成約率70.５％、平均成約単価37万４０００円の好結果を収めた。