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【新会場長インタビュー】 TAA広島会場 坂田 仁志会場長に聞く

  • 坂田仁志会場長 坂田仁志会場長

販売店での管理職経験生かし、会員とのコミュニケーション活発に

 トヨタユーゼック(島田俊秀社長)が6月に実施した人事異動で、広島会場担当のシニアアドバイザーだった坂田仁志氏が会場長を兼務する体制となった。トヨタ販売店で営業畑で活躍、管理職経験も豊富な坂田氏が会場長として、AA運営の陣頭指揮にあたる。坂田新会場長に就任の抱負や今後の会場運営の方針などについて聞いた。
(室田 一茂)

―販売店の新車部門から転身しAA会場へ
 「大阪トヨペット(現・大阪トヨタ)時代から一貫して新車部門に従事し、昨年トヨタユーゼックへの出向を機に中古車流通業界に入った。TAA近畿会場に赴任後、『会員との絆作り』を徹底した。今年1月には広島会場に赴任、販売店、一般会員などを幅広く挨拶回りし、業種に関わらず、『絆』の大切さを改めて再認識した」

―広島会場に赴任、約半年で会場長に就任した
 「広島に赴任した最初の『初荷市AA』から、AA開催日は会場玄関に立ち、来場会員のお出迎えを徹底してきた。6月に会場長に就任したことにより、来場時に声をかけてくれる会員の方も増えてきた。AA会場として、出品台数を増やすことは使命だが、市場では競合は激しく、パイも限られている。営業スタッフ任せではなく、今後は会場長として、『会員に近い存在』として、信頼や信用を築いていきたい」

―中国エリアにおけるTAA広島の位置づけは
 「エリアでトップシェアを維持することはもちろん、さらに高めていくことが求められている。販売店、一般会員含めて、『安心』と『信頼』を提供していきたい。会員とのコミュニケーションは活発で、販売店にも支えていただいており、良い人間関係が出来ている」
「広島県の自動車販売市場は軽自動車比率が高い。一方で市場では未使用車が減少し、良質中古車の存在価値が高まるなど、『本来の中古車』の流通が活発化している。地元ではトヨタ販売店5社を中心にTAAの活用率は高く、TAA最大規模、2万7400坪のヤードを生かした運営を推進していきたい」

―AA会場のマネジメントにおける自身の考えは
 「販売店での管理職経験の中で、『人材育成』を強く意識して取り組んできた。『絆作り』と『人作り』、『利益作り』がマネジメントにおける基本。AAの知識は少なくても、営業職としての基本は同じ。販売店でのノウハウを生かしながら、自身の役割を果たしていきたい。AA会場としての役割はAA運営だけでなく、検査講習会の定期的な実施などを通じ、会員のお手伝いをしていきたい。販売店では『お客さん』、AA会場では『会員さん』が相手で、お付き合いの仕方もそれぞれだが、基本的な考え方は同じ。会員との絆作りに注力していきたい」

<プロフィール>
坂田 仁志氏(さかた・ひとし)1961年2月25日大阪府岸和田市生まれ、55歳。
83年大阪トヨペット(現・大阪トヨタ)入社
2010年営業部長
15年トヨタユーゼック出向、TAA近畿会場ゼネラルマネージャー
16年1月同広島会場シニアアドバイザー(顧問)
16年4月広島会場長兼務
休みの日は健康のためのウォーキングを欠かさない。

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