ＪＵ奈良（奈良県大和郡山市・小林学理事長）は６月２２日、「第１０１回近連協ジャンボオークション」を開催した。

セリ前のセレモニーで挨拶に立ったＪＵ近畿・松永靖久会長（ＪＵ大阪）が「各県商組の総会が終了し、近畿圏ではＪＵ京都の仲井資具理事長とＪＵ奈良の小林学理事長が就任され、２商組で理事長の交代が行われた。来年４月に引き上げられる消費税が大きな問題である。８％から１０％、最終的には１５％まで上がると予想されている。このまま立ち向かうと中古車業者は壊滅する。ＪＵ中販連本部では、増税対策として「マージン課税」にもっていくなど対策を講じたい。中古車業界には問題が山積しているが環境整備にも取り組んでいる。中販連に協力頂きたい」と述べた。

続いて、ＪＵ奈良の新会長・理事長に就任した小林学氏が、「奈良も改選で組織が新体制となった。高木譲前理事長は名誉会長として運営などでサポート頂く。また、高木名誉会長からも『全力でバックアップする』とありがたい言葉を頂いている」と挨拶を述べた。

また、ＪＵ中販連流通委員長となったＪＵ三重の元坂明理事長が挨拶に立ち、「奈良とは何十年も前に友好提携を結び以来、ご支援を頂いている。今日の三重があるのも奈良のお陰と感謝している。これからも今の関係を大事にしたい」と述べた。

　当日の記念企画では「日本縦断ご当地お土産フェア（第２弾・東北地方）」として、お残り抽選会で「伊達の牛タン（宮城）・かもめの玉子（岩手）・家伝ゆべし（福島県）・さくらんぼゼリー＆ラフランスゼリー（福島）」が賞品として提供。出品１台賞では「気になるりんご（青森）」が進呈された。

　現在同ＪＵでは、高成約率が見込める「ＧｏＧｏイチ押しコーナー（過去１カ月出品歴のない車両）」の出品無料キャンペーンを実施している（期間８月３１日まで）。

【ＡＡ実績】出品５０３台、成約３２１台、率６３・８％、単価２７万円。