ＵＳＳ横浜（横浜市鶴見区、瀬田大社長）は５月２１日、「Ｍａｙ感謝祭」を開催した。

　当日のセリは出品５０６０台を集め、成約３４１９台、成約率６７.６％、平均成約単価１１９万円の高実績を記録した。

　当日はイベントを催し、ＵＳＳガールズが来場。出品３台賞や出品落札取引賞を用意し開催を盛り上げた。

　今開催では、出品店数は今年度最高を記録。年間最大ＡＡの周年記念開催に迫る出品店数となり、セリは活況を呈した。堂薗雅隆会場長は「出品店様も横浜会場に期待して出してくれる」と話す。

　ＵＳＳ横浜は２４年年初から高成約率の開催が続いている。２４年１月から今開催をまでの１９開催において、前年同期比の成約台数は１０８.５％（６万３４１３台）、成約率は７.５ポイント増の６６.４％を記録している。

　ＵＳＳ横浜では、国産車・輸入車・軽の各「プレミアコーナー」が毎開催、成約率９０％前後の高成約率を記録し、出品店と落札店から注目を集めているが、毎月第３週目の開催に特設する「国産車ディーラーコーナー」も「プレミアコーナー」と遜色のない高成約率を記録し、セリをけん引している。

　同特設コーナーは２３年１１月からスタート。国産車ディーラーを条件に、普通車はもとより軽自動車やバントラの出品も可能としている。堂薗会場長は「応札はプレミアコーナー並みに良い」と話すように、今開催では成約率９５％の高実績を記録した。

　また、ＵＳＳの決算発表票資料によると、ＵＳＳ横浜は著しい出品台数の増加に対応するために、立体駐車場を併設したオークション会場への新築建替を予定している。稼働は２０２５年度中を予定。