ＪＵ神奈川（小田原市成田、鎌田政男理事長）は３月１８日、「ＪＵ神奈川 令和５年度 感謝祭」を横浜市内のホテルで開催した。同会は勉強会と感謝祭の二部構成で催された。

　青年部主催で行われた勉強会は、ＪＵコーポレーションの原口広治常務取締役を講師に招き「ＪＵリアルネットオークションと今後のデジタル出品について」を題目に行われた。ＪＵテントリの成約車両の傾向や出品登録のポイント等、具体的な事例を紹介し、出品店と落札店の双方の立場に立った講義がなされた。　
　また、ＪＵコーポレーションが取り組むＤＸ化の目的と将来図を紹介し、デジタル情報の有用性を説明した。質疑応答ではＡＩの活用やユーザーの意見を取り込んだ仕様づくりを要望する意見も上がった。原口常務取締役は「使いやすいもの、使ってもらえるものを皆様と一緒に作り上げていきたい」と述べた。

　勉強会開催に先立ち、鎌田理事長があいさつに立ち「青年部主催の勉強会に組合員３２名が参加し、講師に原口常務取締役にお招きした。有意義な時間にしていただきたい」と述べた。
　続いて笠原祐太指導環境委員長が「礒本青年部会長をはじめ青年部メンバーが日頃、会員の皆様に何を今お伝えすべきか、何を重要視すべきかを考えデジタル出品をテーマとした勉強会を行うこととなった。青年部活動一年の集大成として開催する勉強会を学びの場として活用いただきたい」と述べた。
　最後に礒本青年部会長が「今期、関連協青年部会は土屋大典代表幹事のもと、『打破』をテーマに掲げ青年部活動を行ってきた。その中で関連協青年部会は“ｗｅｂ出品”として関連協青年部映像コーナーをＪＵ長野、ＪＵ山梨の青年部開催で設置し取り組んできた。今回の青年部研修も實方秀人流通委員長に相談し、アドバイスをいただき勉強会開催に至った。本日は勉強会を通じて一つで学びを得ていただきたい」と述べた。

　感謝祭は多数の組合員が参加。忖度無しの大抽選会を催すなど、会員が懇親を深める場面が見受けられ、感謝祭に相応しい盛り上がりとなった。
　開催に際し執行部が登壇し、鎌田理事長をはじめ執行部の一人ひとりが、一年間の組合活動への協力に対し感謝の言葉を述べた。山田久男会長代行による乾杯の発声後には、執行部が各支部のテーブルを回り、各会員と懇親を深めるとともに組合事業への日頃の協力に謝意を表した。また、事務局が登壇し会員に向けてあいさつを行った。飯島稔雄事務局長をはじめ各事務局員が自身の担当と抱負を述べ、会員と懇親を深めた。