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量と質の両面から魅力ある会場づくりに努める

いすゞユーマックス創立記念MA開催

 IMA東京(千葉県印西市、小美濃洋社長)は11月9日、「いすゞユーマックス創立記念MA」を開催した。

 当日のセリは5月の周年記念開催に次ぐ今年度2番目となる出品680台を集め、活況を呈した。成約は366台、成約率53.8%、平均成約単価169万2000円となった。

 IMA東京会場は国内流通向けの良質の商用車を売買できる会場として活況なセリが展開されている。特に今年度は、成約単価が200万円を超えた開催もあり、会員の注目を集めている。

 渡彰弘会場長は「成約単価の高さはお客様の期待の表れであり、IMA東京への期待」と話す。
 また「働く車だからこそニーズは明確であり高い。会場はそのニーズに応えることが必要。そのためにお客様の声を大切にしている。その声を通じてお客様がやるべきことを教えてくれる。小美濃社長の視線はお客様を見ている。お客様と同じ目線で話をすることが大切」と話した。

 IMA3会場は映像出品ヤードを展開し、どのヤードでも高成約率を記録し好評を博している。その背景には映像枚数の追加や検査資格制度の運用など改良を重ねてきた成果が表れている。

 瀬野知介執行役員は「映像出品は引き合いも良い。出品車はいすゞ販社の下取り車ということもあり、信用性が高く活発な応札をいただいている。加えて検査制度運用により検査精度も向上し、映像出品でも落札店の応札は強い。引き続き検査員のスキルアップを図り、現車、映像出品を問わず安心してセリに参加できる環境を整えていく」と話した。

 開催に先立ち挨拶に立った小美濃社長は「23回目の創立記念1999年に創立したが、当時を振り返ると小渕総理であり、iモードやアイボなど現在のDXのベースとなるような商品やサービスが開始された年でもあった。しかしこれらの商品やサービスは、今はいずれも次の世代へと移り変わっている。その変化の激しい時代の中で弊社が変わらず事業を続けてこられたのも会員皆様のおかげであり心より感謝」と謝意を表した。
 続けて「中古車流通は厳しい状況が続いているが、弊社では少しでも良質な出品車を一台でも多く確保するため、皆様からご好評をいただいている映像出品コーナーを更に拡充させるなど、これからも量だけではなく、質の両面から魅力があるオークション会場づくりに努めていく」と述べた。  
 最後に「中古車流通の厳しい状況もそろそろ出口が見え始めてきたと思っている。一つはコロナ対策の緩和であり、少しずつ日常を取り戻しつつある。トラックの供給面では一番のボトルネックになっていた半導体も以前と比べ流通量は増えてきた。これらに需要も加わり中古車の流通も大きく回復していくと思われる。その時まであと一息と思っている。今からその時に備え皆様と準備を進めていきたい」と述べた。

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