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7月27日より触媒装置欠損車両の出品を制限

事故・現状車コーナーを含む全コーナーが対象

 ユー・エス・エス(愛知県東海市、瀬田大社長)は、7月27日開催分のオートオークション(AA)よりUSSグループ全会場で触媒装置が欠損した状態の車両について、事故・現状車コーナーを含む全コーナーで出品不可とする。

 2020年以降、触媒装置に使用されている、白金、パラジウム、ロジウムなどの価格が世界的に高騰。それを受け触媒装置を悪質に加工した車両の流通が増加している。触媒装置が欠損した状態の車両は、使用済み自動車であるため、同社では全コーナーでの出品不可を決定した。

 今後について、触媒欠品の未申告は、すべてクレーム対象とし、社外マフラー等、改造されている場合でも、触媒が取り外されている場合は、必ず「社外マフラー(触媒欠)」等の申告をしなければならない。また、出品店の直接関与および悪質な行為が発覚した場合は、AAへの参加停止などの措置が取られる。

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