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TAA54周年記念は出品台数3000台超

  • セリ開始前のセレモニー(写真左から濱田会場長、矢谷執行役員) セリ開始前のセレモニー(写真左から濱田会場長、矢谷執行役員)
  • 矢谷執行役員がTAA54周年の感謝の言葉を述べた 矢谷執行役員がTAA54周年の感謝の言葉を述べた
  • TAA近畿会場 TAA近畿会場
  • 新会場効果もあり、活発なセリ参加で活気 新会場効果もあり、活発なセリ参加で活気

1~5月の平均出品は過去最高水準3185台に

 TAA近畿(大阪府寝屋川市、北口武志社長)は6月8日、「TAA54周年記念オートオークション(AA)パート1」を開催した。出品台数は3066台に上り、このうち2416台を成約、78.8%の高成約率を記録した。

 セリ開始前のセレモニーでは矢谷直樹執行役員が挨拶に立ち、TAA54周年の歴史を振り返るとともに、更なる会員利便向上に努める考えを示した。
 続いて挨拶に立った濱田理友会場長は会員への感謝の言葉を述べた。

 同会場では4月22日開催から「スバルコーナー」を常設するなど、トヨタグループのアライアンスコーナーを着実に拡大するなど、各系列ディーラーから幅広い出品車が集まる。スバルコーナーも1開催あたり150~200台水準を安定確保する。

 一方で、一般会員との関係強化も奏功し、活発な取引で存在感を示している。とりわけ全取引に占める一般会員の比率拡大は顕著だ。2018年の販売店(トヨタ、ダイハツ)比率は64.8%だったのに対して、21年1~5月実績は57.9%で推移している。販売店からの旺盛な出品はそのままに、一般会員からの出品が急増したことが多くのセリ参加を呼び込むとともに、安定的な出品ボリューム確保につながっている。「成約率、1台あたり成約単価が高水準を持続する中、一般会員の皆様からの出品が着実に増加した」(濱田会場長)という。

 こうした状況下で、1~5月の1開催あたり出品台数は3185台に上る。過去最高を記録した19年実績の3091台を100台近く上回る水準。20年はTAA兵庫新設とコロナ禍で2730台まで落としていたが、今年は年初から活発な推移を続けており、4月6日開催「花まつり」では過去最多出品台数4463台を記録する活況ぶりだ。

 近畿+兵庫のエリアシェアも20年の15.5%から21年は16.4%に拡大した。両会場ともシェアを伸ばした格好だ。TAA兵庫開設当初は1割以上の出品台数減を見込んでいたが、それから1年ちょっとで当初のボリュームを確保、エリアでの出品台数シェアを12.2%(21年1~5月実績)まで拡大し、暦年での過去最高実績を更新するペースで推移している。

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