ＴＡＡ四国（香川県三豊市・向井英夫社長）は７月５日、オープン２周年記念ＡＡを開催し、出品台数は同会場の過去最高記録を更新する１３５２台を集めた。
セリ前のセレモニーで向井社長は来場会員に対し、東日本大震災の影響が続く厳しい状況の中、これまでの最高記録を更新するほどの出品協力へのお礼と、四国会場の入会会員数が１１９９社に増え、１～６月の出品台数が前年度比で１１４％と伸長、成約率も71％とグループ内でトップクラスの実績で推移していることを報告した。
また、６月に全会場で実施したアンケートについて、「これから回答を分析し、今回Ｔ-ｗｅｂに導入した内装写真の追加や中古パーツの発注ができるリパーツダイレクトのように、サービスの向上と改善に役立て、これからもＴＡＡは売れる・買える・役に立つ会場を目指していく」と語った。
取材に対し、同会場責任者の永田耕一会場長は、「四国会場では全出品の約25％を軽自動車が占めている。会員も規模が小さい整備工場や中古車専業者が多い。今回の記念も６００社が出品してくれた。中身を分析すると１社１台の出品・落札の会員が大半を占めている。当四国会場ではＴ‐ｗｅｂや近畿会場を始め、広島などからの外部落札率が60％まで伸びている。全国相場で売れることが分かれば、態々関西に向かわず利用が増えると見ている。ＰＣ出品コーナーなども強化し、会員満足度向上を重視していく」と話す。
当日ポス席は早朝からほぼ満席状態になった。食堂では混雑を避けるためバイキング方式で、寿司やうな丼、焼きそばなどが提供されたが、11時過ぎには満席だった。
【２周年記念ＡＡ実績】
当日のセリ実績は、出品１３５２台、成約１０１０台、率74・７％（内ＰＣコーナーの成約率は44・９％）。