ＵＳＳ岡山（岡山県赤磐市、瀬田大社長）は７月１１日、「開場２４周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。春先からコロナ禍でイベント自粛を余儀なくされてきたが、今回の年間最大イベントでは、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底しながら、会員からの愛顧に感謝するとともに、久しぶりのイベント開催で盛り上がった。タマ不足の厳しい市場環境の中、出品台数は２８５８台を集め、成約率は２０１８年１月２７日開催「プレミアム歓迎祭ＡＡ」（７８．９％）以来の高水準となる７７．９％の高率を記録する活況となり、タマ不足の中で良質車に強い応札が入った。

　セリ開始前のセレモニーで若林秀樹会場長代行は「グループ４番目の会場としてオープンした岡山会場は、当時出品台数１５２５台、成約台数９８５台、成約率６４．６％という実績からのスタートし早２４年が経過しました。これからも２５周年、３０周年と会員の皆様とともに歩み続けられるよう、スタッフ一同でまい進してまいります」と感謝の言葉を述べた。

　今回のＡＡでは、新規出品車が約２６００台に上るなど、出品車がほぼ入れ替わる高鮮度のセリを展開した。大記念恒例の特設「輸入車コーナー」や「ディーラーコーナー」、「プレミアムコーナー」などにバランス良く集荷し、バイヤーの幅広いニーズに対応した。目標としていた出品２９００台には届かなかったものの、会場スタッフ全員が力を合わせて営業活動を展開、厳しい市場環境を吹き飛ばすような活気溢れるＡＡ開催につなげた。出品台数は同会場史上１２位だったが、成約台数２２２６台は史上最多記録を更新した。

　コーナー別では特設「輸入車」が過去最高の８１．６％、「ディーラー」が７８．９％、「ロープラ＆オレンジ」が８５．１％という超高成約率で全体をけん引した。

　同会場では８月、第３週の２２日をメインイベント「納涼！夏祭りＡＡ」としてイベント開催する。第１週の１日は「ホワイト祭りＡＡ」を急遽追加開催する。