ＵＳＳ岡山（岡山県赤磐市、瀬田大社長）は７月１２日、年間最大イベント「ＵＳＳ岡山会場２９周年大記念ＡＡ」を開催。当日は出品２４５５台、成約１９６９台、成約率８０．２％、成約単価５８万７０００円を記録、出品・成約台数ともに前年を上回る盛会となった。

　セリ前のセレモニーで和田好充会場長代行があいさつに立ち「日頃からご利用いただいている会員様のおかげで、無事に２９周年を迎えることができ、私たちスタッフも、成長させていただいています。今後も、売りやすい、買いやすい会場を目指して、会員様ファーストの精神を心がけて参ります」と述べた。

　同会場では、「会員様ファーストの精神」の考えの元、様々な取り組みに着手している。コーナー別では、成約率が９０％を超える「ロープラ＆オレンジ」や「３０ＭＡＸ」などの低価格帯から毎月第２週に設定している「輸入車プレミアム」などの高価格帯まで幅広く展開することで、会員の要望にあう車両を集めている。また、６月から「事故・現状」や「バントラ」の一部を除く全車両に３６０度内装画像を設定、売れるための施策として実施しているほか、５月１０日の開催からセリ開始時間を１０時から９時３０分に早めている。セリ開始時間の前倒しは、スムーズな搬出につながるとともに、会場スタッフの残業削減など働き方の改善にも効果があり、会員、会場スタッフ、協力会社それぞれにメリットは大きい。

　取材の場で和田会場長代行は「会員の皆様に満足していただける会場づくりが一番大事だと考える。コミュニケーションを大事にして、会員様に寄り添い、頼りにされる運営を行っていく」と話す。

　イベントでは、取引賞で「モンシェール堂島ロール」を進呈したほか、前週と合算した「出品落札合算台数賞」では、高級家電やグルメを用意した。また、記念開催にあわせた「スペシャルランチ」など、来場する会員を多彩なイベントでもてなした。