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TAA近畿/TAA設立44周年記念オークション開催、出品台数は1486台を集める

  • 挨拶に立つ向井英夫社長 挨拶に立つ向井英夫社長
  • 出品された5台のチャリティー車(全車が成約した) 出品された5台のチャリティー車(全車が成約した)
  • 「リパーツダイレクト」のデモ 「リパーツダイレクト」のデモ
 今年度、設立44周年を迎えたトヨタユーゼック(千葉市美浜区・向井英夫社長)が運営するTAA近畿会場(大阪府寝屋川市)は6月7日、「44周年記念AA」を開催した。
セリ前のセレモニーで向井社長は、「今年は昨年終了したエコカー補助の反動も和らぎ、流通も徐々に回復基調にあったが、東日本大震災と原発事故により状況は一変、先行きは不透明になった。当社も福島にある東北会場が被害を受け、2カ月休催し会員に迷惑をかけたが5月12日、1階の修復が完了し、毎週開催が可能になった。2階部分の修復は、秋に完了する見込みとなっている」と同社の被災状況について触れた。
 またTAAとして、4月関東会場で『がんばろう東北コーナー』を企画、5月も様々な東北支援を実施、今回の44周年記念では、全国のTAA会場で特設したチャリティコーナーに出品した5台の成約金名を義援金として寄付。さらに取引1台賞として東北地方の名産品を用意していると述べ、「被災地のお役に立てるよう協力する。一日も早い被災地の復興を願っている」と、東北地方の被災者を支援する思いを述べた。
同社は、国内初の中古車オークションとして昭和42年に誕生して今年で44年目。10会場の通算回数は6000回、取り扱い台数は700万台を超え、提携するCAA・ベイオーク・BCNとの相互会員数は3万3000社(2011年4月末時点)。
 全10会場の成約率は、タマ不足も影響し、前年5月から13ケ月連続で平均70%を超えて推移。近畿会場は前年が79・7%、今年は1~5月度で82・5%を記録している。
 記者会見の席上で取材に答えた向井社長は、「総会員数は3万3000社を超えていると言っても、利用がない休眠も多くいる。震災で状況が変わり、9月までの上半期はタマ不足が続くと判断している。しかし今の状況は基本を見直すいいチャンス。専業店の参加率を引き上げたい。」と語った。

【TAA新サービス情報】
 同社は今月開催より、下見画像に運転席・インパネ・リアシートの3点を追加、さらに6月20日より、エコライン社(名古屋市中村区・今原克典社長)が運営する「リパーツダイレクト」に接続、T‐WEBから会員が落札車輌の加修に使用する中古パーツ(登録点数120万点)を直接購入できるサービスをスタートさせると発表した。


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