グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

【会場長インタビュー】 TAA九州の新会場長に就任した稲田桂二氏

「公平」「公正」なセリと情報発信基地として貢献、活発な情報発信とトヨタ販売店の後方支援に注力

 2000年のTAA九州会場オープンと同時に入社、九州会場一筋から2度の本社勤務を経験した稲田桂二氏が今年7月の人事異動で同会場の新会場長に就任した。九州会場の歴史を会員とともに歩み続けた稲田さんにとって今回の会場長就任は感慨深く、大きなやりがいを感じているに違いない。会場長としての抱負や今後の課題や取り組みについて、稲田氏に聞いた。  (室田一茂)

 ―九州会場一筋だが、2度の本社勤務も経験した
 「08年には営業統括部、13年には管理本部で本社勤務を経験させていただいた。とりわけ直近の本社勤務は5年間にわたったが、この5年間での大きな変化は九州会場帰任時に強く感じた。国内中古車流通市場は大きく変化しており、帰任直後から、トヨタ販売店との連携強化と合わせて、一般会員との関係強化の必要性を強く感じた」

 ―一般会員との関係強化に特に注力している
 「九州会場帰任後から一般会員との関係強化を今一度注力している。AA相場を形成する主役は輸出業者に取って代わったが、こうした相場を形成する要因となる貿易情報をいち早くキャッチして一般会員の取引の参考にしていただくなどの情報提供が大きな役割だ」

 「最近は一般会員との絆作りのための博多湾ディナークルーズや懇親ゴルフコンペ開催などを通じて、さまざまな意見を伺う機会を設けている。会員とのコミュニケーションを深化させる一方で、こうした機会に若手スタッフを積極的に参加させながら、会員との関係強化とスキルアップにつなげている」

 ―AA会場、とりわけ自会場の役割とは
 「AA会場として『公平』『公正』なセリを開催することは不可欠。商いのしやすい場を設けるほか、情報発信基地としてもしっかりと業界での存在価値を上げていきたい」

 ―自会場の強みと今後の課題や対策は
 「九州会場の強みはやはりトヨタ販売店との関係が強いこと。販売店からの良質出品車が多く集まり、バイヤー数も多く集まっている。一方で、トヨタ販売店も大きく変化しており、U-Car市場も大きく様変わりしている。自社の存在価値はトヨタグループ内で、こうした販売店をしっかりとバックアップしていくこと。こうした機能をしっかりと果たしながらも、若手スタッフの育成にも積極的に取り組み、会場スタッフが一丸となって会員満足度向上を図っていきたい」

【プロフォール】
稲田桂二氏(いなだ・けいじ)1969年(昭和44年)1月福岡県小郡市生まれ、50歳。2000年の九州会場オープンと同時にトヨタユーゼック入社。08年本社営業統括部。10年TAA九州営業室長。13年本社管理本部。18年TAA九州営業室長。九州会場のある福岡県小郡市出身で、地元会場を盛り上げる存在。趣味はゴルフ。年2回のゴルフコンペで会員との懇親を深める。

関連記事

オークション

企業・団体

店舗情報

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金