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【フロントランナー】USS九州 営業部 西山 和正上席次長

今期出品17万5000台水準へ、安定した成約率保持しながら出品店件数増へ

 1990年(平成2年)1月、USSの全国展開を大きく進展させるきっかけとなったUSS九州会場のオープン。九州地区の流通が東西南北にクロスする佐賀県鳥栖市にオートオークション(AA)会場を構える。オープン翌年の91年、当時21歳の若さで入社した西山和正上席次長は昨秋の人事異動において、九州会場の営業部を統括する立場を務めることになった。   (室田 一茂)

■車両検査でUSS九州会場の躍進を支えた
 入社した当初のUSS九州はいわゆる「ファースト会場」で、当時は週2000台規模のAAを開催していた。名古屋会場に2年間赴任し車両検査を学んだのち、ゴールド会場(現USS九州会場)の立ち上げに関わったという。ゴールド会場の立ち上げが、同会場のさらなる躍進につながった。同会場を支えるのは熱心な来場会員の多さにもある。「入社当時から現在まで、午前7時の事務所オープンと同時に並んでいたお客さんが一斉に来場する状況は変わらない。鳥栖という場所の立地条件はもちろん、こうした会員の皆さんに支えていただいている会場」(西山さん)とする。

■昨年は熊本地震の影響など、厳しい市場環境に直面
 昨年4月の熊本地震により、九州地区は南北の流通が寸断されるなど、大きな影響を受けた。「熊本で九州道が通行止めとなるなど、九州全域の景気が冷え込む中、厳しい展開は第2四半期まで続いた」(西山さん)という。年度下半期から徐々に実績を挽回、今期は年度末からの好調を持続しながらのスタート。

■今期は出品17万5000台水準へ
 厳しかった前期を9000台程度上回る出品台数を計画。年度末の活況を持続しながら、ディーラー出品も堅調に推移する中での新年度となった。前期は出品台数が3000台を割り込む時期もあったが、「最低でも3000台水準を死守、毎開催しっかりと目標を持って取り組みたい」(西山さん)という。同会場の特徴でもある安定した成約率を保持しながら、出品台数を増加するため、「出品店件数増」にこだわる。会員増強とともに、AA当日の来場数にもこだわり、九州地区を代表するAA会場としての存在感をさらに高める考え。

<プロフィール>
西山 和正氏(にしやま・かずまさ) 1970年(昭和45年)佐賀県鳥栖市生まれ、47歳。1991年ユー・エス・エス(ユー・エス・エス九州)入社。2016年10月営業部上席次長。地元佐賀県鳥栖市生まれで、入社からUSS九州の歴史とともに歩んだ。

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