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ヴィンテージカーコーナーに過去最多出品

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往年の名車がずらり、バイヤーの熱い視線

 ZIP大阪(神戸市中央区・神川薫社長)は3月2日開催のオートオークション(AA)で、年4回開催の人気コーナー「ヴィンテージカーコーナー」を開催した。今回は過去最多出品台数となる83台の往年の名車が集まり、成約率は51.8%だった。当日は総台数391台を集め、成約率は67.5%だった。同コーナーを目当てのバイヤーも多数集まり、朝早くから丁寧に現車を下見する姿が目立った。

 同コーナーに集まる名車は同会場が入るUSS神戸会場の全天候型立体ストックヤード内の最大のメリットである快適な下見環境の中で、状態を確認することが可能。同社では、旧会場(西宮市鳴尾浜)の頃から同コーナーを定期的に開催、今回で37回目となる。高い時には60%を上回る成約率をつけるなど、ヴィンテージカーを扱うコーナーとしては驚異的な成約率となっている。長年培い、蓄積した同コーナーでのノウハウや適正な相場が旧車を求めるバイヤーのニーズに応えている。

 神川社長は「ポルシェのフルレストア車など、専門店やユーザーが大切に扱った良質車が多数集まっている。これを目当てに定期的に来場してくれるバイヤーも多い」とするように、状態の良いヴィンテージカーを目当てに、バイヤーも専門店関係者が多く、普段のセリとは違う顔ぶれも来場するという。

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