２０１７年１月の人事異動により、慣れ親しんだ近畿地区から九州地区へ異動。人生初の新天地への赴任に戸惑いながらも、年初から精力的な活動で、すっかりＴＡＡ九州会場の営業の「顔」となった宮崎佳紀営業室長。持ち前の穏やかな性格と誠意あふれる姿に、早くも地元会員からの評判も上々だ。　（室田　一茂）

■赴任から約１カ月、素晴らしい会員とスタッフに感謝

　新天地に赴き、不安を抱えながらも、「ハートｔｏハート」を胸に、率先してコミュニケーションをとる姿に会員だけでなく、会場スタッフとの距離も一気に縮まったという。九州会場の印象を聞くと「素晴らしい会員とスタッフが支えてくれている会場。まずは九州に慣れることから始め、良いＡＡ会場を作っていけるよう、皆さんのお役に立ちたい」とする。

■近畿と九州、全く異なる市場状況
　「市場の違いに戸惑いはあったものの、販売店の活用率も非常に高く、スタッフと販売店、会員の関係性は非常に良い。まずは皆様に受け入れてもらい、認めてもらうところから。徐々に不安も取れてきた中で、とにかく会員、会場の役に立てるよう、精一杯頑張りたい」と意気込む。
■近畿会場で培った経験

　近畿地区では販売店出品の比率が多い中、一般店の出品も増加する状況だった。こうした中、出品比率と成約率の関係性などを日夜研究し、持論もある。「（九州エリアは）流入が多い市場だが、良いタマを集め、成約率をさらに引き上げたい」とする。「皆に助けてもらいながら15年勤めた近畿会場。九州では『０』からのスタートも、皆に信頼される仕事を通じて、お役に立ちたい」と謙虚な姿勢を常に崩さない。

<プロフィール>
宮崎　佳紀（みやざき・よしのり）氏。１９６８年（昭和４３年）４月奈良市生まれ、４８歳。９２年大阪トヨペット（現大阪トヨタ）入社。２００２年トヨタユーゼック入社（転籍）、ＴＡＡ近畿会場。１４年７月同会場営業室長。１７年１月九州会場営業室長。趣味は釣りとゴルフ。九州には夫婦２人で赴任、休日には夫婦でラーメン食べ歩きもしてみたいという。