ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は１月３０日、大阪市住之江区の損保ジャパン日本興亜大阪自動車研究所で、２０１７年の年間プロジェクト「２０１７ベイオーク　キャリアパーク」の第１回セミナーを開催した。孫正義氏（ソフトバンク）の参謀として知られ、衆議院議員経験もある嶋聡氏を講師に迎え、会員ら70人の受講者が熱心に聞き入った。セミナー終了後には情報交換のための懇親会を行いう、交流を深めた。

　セミナー開催に先立ち、塩原社長が「お客様のお店の繁栄こそがわれわれＡＡ会場にとって最も大切な事。商売のヒントや経営に必要な知識を是非とも習得いただき、チャレンジしていただければ幸いです」開講の挨拶を行った。

　キャリアパークは奇数月に開催、年６回のセミナー開催を通じて、経営や人財、情勢などをテーマに開く。定期的なセミナーを展開、講演テーマや講師は毎回吟味しながら、経営者から事務スタッフまで幅広い受講者を集めて行う。

　第１回受講者からは「予測と分析の重要性を感じた」「ＩｏＴ時代は必ず訪れる中で、どう予測し、未来の姿を描くのか、ビジョンが明確になった」「自動車の未来が明るいと自信が持てた」など、前向きな感想が多く寄せられた。

　一方、次回以降のセミナーに対する要望は「現場ですぐにでも実践出来る内容が聞きたい」「現場の第一線で活躍する女性管理職の話が聞きたい」「女性戦力の活用について講演して欲しい」など、現場レベル、とりわけ女性をクローズアップしたテーマに対する関心の高さがうかがえた。

　第２回は３月２４日、ベイオークＡＡ会場で開催する。京大出身の元吉本芸人、夏川立也氏が「職場や組織を元気にするパワーコミュニケーション」をテーマに講演する。講演は１３時３０分スタート（１３時受付開始）。夏川氏は京都大学在学中に落語家の桂三枝（現・六代目桂文枝）に弟子入り、卒業後は吉本興業に所属し芸能活動をスタートした。その傍らで起業家としても才覚を見せ、社会貢献活動にも取り組む。心理学的アプローチに脳内プロセスの構築を加えた実践理論として「パワーコミュニケーション術」を開発した。