ＵＳＳ横浜（横浜市鶴見区・安藤之弘社長）は８月23日、「リニューアル記念ＡＡ」を開催した。
　同会場は、今年のゴールデンウィークに会場の内装やトイレ等の施設を中心にリニューアルを実施したが、今回は夏季休業期間を利用し「セリ」に関する仕組を刷新した。

　セリ機はＵＳＳ名古屋会場と同様の最新鋭ポスシステムを導入。全１２１０席中９３６席に新ポスシステムを設置。残りの２７４席は見学者席とし、出品のみの会員や同伴者の待機席として提供することでポス席の適正利用を図る。また、来場時のエントリーで使用するＥキャストもＩＣカードに変更する。その他にも、価格調整室の壁面に大型モニターを設置するほか、オークション会場前面の大型スクリーンもＬＥＤスクリーンに変更し視認性を高めた。　　

　また、撮影室は四隅から車両外観を撮影。内装写真は２カットとなりシート形状もわかりやすくなり、より利便性を向上。今回のリニューアル以前に実施済みだが、撮影室の床面を白に塗り替え。出品車が画面上で映えて見えると出品店の好評を博している。同会場はリニューアルを通じてソフトとハードの両面で利便性を高め、商売のしやすい環境を整えた。

　開催に先立ち挨拶に立った赤瀬雅之常務取締役横浜会場長は「新システムは非常に使い易いシステムであり、今回の導入によってより便利になる」と紹介した。

　当日のイベントは、豪華賞品が当たるダーツゲームを実施。豪華賞品の飾りつけは同会場の女性スタッフが行い、華やかに飾られた賞品が会場を盛り上げた。

　当日のセリ結果は出品４５２７台、成約３２６７台、成約率７２.２％、平均成約単価７１万８０００円の好結果を収めた。