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修復歴や車両状態の基礎知識習得、「車両見極め初級研修」実施

  • AIS専任講師、前田大輔氏 AIS専任講師、前田大輔氏

具体的なポイントなどを講師の経験を交え説明

 JU岐阜・指導環境委員会(岐阜県岐阜市、岩瀬晃彦理事長)は7月27日、JU岐阜羽島オートオークション会場1階会議室及び、飛騨事務所にて「車両見極め初級研修」を実施した。
 昨今の中古車流通事情では、消費者の自動車保有年数長期化から低年式・過走行車両が増加傾向にある。今回の研修は、特に価値の下落が大きく、発生頻度の高いものに関しての知識を基礎から習得、車両見極めの基盤とすることが狙い。また、中古自動車販売士が在籍するJU会員販売店に限定して実施、車両見極めの目を養う基礎研修となっている。
 
 講師にはAIS専任講師の前田大輔氏を招き、JUオートオークション検査基準に則った修復歴車について・車両製造工程・パネル交換歴の見極め方などの基礎知識をはじめ、新車時と交換時の違いをネジの回し跡やシーラントの状態、塗装状態の違い、確認の際の具体的なポイントなどを講師の経験を交え熱心な説明がなされた。

<受講内容>
・車両検査の目的と種類(車両検査について)
・修復歴車について(修復歴車の定義・修復歴車の種類)
・交換歴の見極め方(ネジ止めパネルの交換歴摘出・溶接止めパネルの交換歴摘出・溶接パネルの接合箇所)
・車体構造の発展について(外観デザインの発展・骨格構造の発展・近年骨格構造でのチェックポイント・樹脂パーツの採用)



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