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2015年9月期第2四半期決算を発表

今期もサービス工場併設型店舗など継続的に店舗ネットワーク拡大

 ビッグモーター(BM)グループのハナテン(大阪市城東区・米倉晃起社長)は4月30日、大阪市中央区の大阪証券取引所で2015年9月期(14年10月〜15年9月)の第2四半期決算発表記者会見を行った。新決算期での通期決算は本9月期が初めて。第2四半期の連結業績は、売上高が239億1900万円、営業利益が13億3800万円、経常利益が12億8900万円で、四半期純利益は8億4900万円だった。

 昨年、決算期の移行があったことから、比較対象となる前年同期実績を公表しなかったが、直前の14年9月期本決算(14年4月〜9月の変則期)との比較では、売上高で12・7%増、純利益で683・3%増という水準。ただし、期初に発表した15年9月期第2四半期の業績予想値に対しては売上高が20億円程度ショートした格好。本第2四半期中に新設した店舗の開設時期が遅れたことなどによる減収要因があったためで、通期業績予想を据え置くなど、第3四半期以降に十分挽回出来るという判断。

 同社は今期、1月にBMびわ湖守山店を敷地面積拡大によりリニューアルオープン、2月にBMかほく店を敷地面積拡大により車検整備工場併設型店舗としてリニューアル、3月にはBM神戸北店を車検整備工場併設型店として移転オープン、車検整備工場と鈑金塗装(BP)工場併設の大型店としてBM福井店を新設するなど、継続的な店舗展開で、ネットワークを強化している。全26店舗の販売店ネットワークのうち、16店舗が整備工場併設。

 第2四半期の車両販売台数は前年同期比2.5%増の2万5084台で、小売り台数が14.5%減の1万21台に対し、業販台数が18.0%増の1万5063台に増加した。小売り台数のうち、軽自動車が3.8ポイント増の60.4%に構成比を拡大した。また、高年式車比率も4.1%増加した。業販のAA売却益が17.5%増加した。

 サービス部門では、累計車検台数が16.5%増の1万5088台と大きく伸ばした。一般整備を含む総取扱い台数は16.9%増の14万9165台とし、同部門の売上高は30.1%増の12億1900万円に伸長し、基盤収益部門の強化が着実に進んでいる。

 AA部門は、出品台数5万8907台で成約率は5.1ポイント増の58.6%となった。同部門の売上高は0.2%減の5億3500万円だった。出品台数減も下取り車不足によるAA仕入れの拡大などにより、成約率で前年同期を上回ったとしており、輸出の活況など、業界トレンドを反映した格好だ。

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