シーエーエー(本社・愛知県豊田市)は6月29日の定時株主総会で代表取締役社長交代を発表した。
新社長はトヨタ自動車出身の永谷敏行(ながたにとしゆき)氏。
あわせてシーエーエー東北と現車会場・NETを運営するシグマネットワークスの代表取締役社長にも就任した。
前社長の三浦信也氏は非常勤顧問に就任。
今回は新社長に就任した永谷氏にお話を伺う。
「まずは『一貫して公平で厳正なオートオークション運営を行い 会員様の繁栄と中古車業界の発展に寄与する事を目的とする』という経営理念を実践することを心掛け、弊社鈴木会長をはじめとする創業者皆様の熱い想いを迷うことなく引き継いで参ります。
2008年9月のリーマンショック以降、東日本大震災をはじめとする災害や欧州各国の経済危機、慢性的な円高・株安など業界を取り巻く環境は依然として不透明だが、先を嘆いても始まりません。
こうした市場環境が新たな発想を生み、万人に備わっている大きな力を引き出す原動力になると信じています。
私はトヨタ自動車勤務の30年間のうち2001年からの4年間でAA事業拡充、販売・下取り業務強化、買取事業への参入など中古車事業全般に関わりましたが、その後の約10年間で中古車流通市場は大きく変わりました。
海外新興国需要拡大や車両保有期間延長による低年式比率の高まり、特にITの進化により外部応札化の加速、今後もこの傾向が継続することが予想されます。
そのような時代ですが、私達は現車会場に1人でも多く来場いただき、活気ある会場作りを目指します。
そのためには売買双方のメリットを追求したバランスの良さが必要。
他会場の良いところを勉強し、顧客満足度を向上させて参ります。
これはレクサス時代に培った期待に応えていく人間関係創りを推進。
また、全国4会場(中部・東京・岐阜・東北)の発展や現車会場・NETの全国拡販はU-Car事業部時代に全国47都道県のディーラーをまわって得たエリアに適した施策を通じて実現して参ります。
トヨタ時代の4年間は大きな『ご縁』を頂いた時期でした。
また、TAAとのインフラの統一や人材交流などで今後も積極的な連携を行い、会員様の利便性を高めてまいります。
日本ではこの1年間『人と人』『社会と社会』の『絆』の大切さがうたわれてきました。
そんな中で公共事業や物流支援においてAA事業の果たす社会的役割は非常に大きなものになっています。
そこに身を置く者として、会員皆様が安心してお取引いただけるオークションの開催とCSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任の実践)を通じて会員皆様のビジネスチャンスの最大化と、中古車卸流通業界の発展に寄与できるよう社員一丸となって取り組んで参ります」
と抱負を語った。
【プロフィール】
1957年3月26日生まれ。満54歳。
血液型B型。愛知県出身。慶応義塾大学経済学部卒業。
トヨタ自動車30年勤務。
U-Car事業部室長、
レクサス国内営業部ブランドマネージャー、
日野自動車出向などを経て、
今年1月からCAAに出向。
趣味は
水彩画の制作・鑑賞。
ゴルフのベスグロは81。
好きな言葉は「ご縁」だが、
単に受身で待っているのではなく能動的に勝ち取ることが大事。
新社長はトヨタ自動車出身の永谷敏行(ながたにとしゆき)氏。
あわせてシーエーエー東北と現車会場・NETを運営するシグマネットワークスの代表取締役社長にも就任した。
前社長の三浦信也氏は非常勤顧問に就任。
今回は新社長に就任した永谷氏にお話を伺う。
「まずは『一貫して公平で厳正なオートオークション運営を行い 会員様の繁栄と中古車業界の発展に寄与する事を目的とする』という経営理念を実践することを心掛け、弊社鈴木会長をはじめとする創業者皆様の熱い想いを迷うことなく引き継いで参ります。
2008年9月のリーマンショック以降、東日本大震災をはじめとする災害や欧州各国の経済危機、慢性的な円高・株安など業界を取り巻く環境は依然として不透明だが、先を嘆いても始まりません。
こうした市場環境が新たな発想を生み、万人に備わっている大きな力を引き出す原動力になると信じています。
私はトヨタ自動車勤務の30年間のうち2001年からの4年間でAA事業拡充、販売・下取り業務強化、買取事業への参入など中古車事業全般に関わりましたが、その後の約10年間で中古車流通市場は大きく変わりました。
海外新興国需要拡大や車両保有期間延長による低年式比率の高まり、特にITの進化により外部応札化の加速、今後もこの傾向が継続することが予想されます。
そのような時代ですが、私達は現車会場に1人でも多く来場いただき、活気ある会場作りを目指します。
そのためには売買双方のメリットを追求したバランスの良さが必要。
他会場の良いところを勉強し、顧客満足度を向上させて参ります。
これはレクサス時代に培った期待に応えていく人間関係創りを推進。
また、全国4会場(中部・東京・岐阜・東北)の発展や現車会場・NETの全国拡販はU-Car事業部時代に全国47都道県のディーラーをまわって得たエリアに適した施策を通じて実現して参ります。
トヨタ時代の4年間は大きな『ご縁』を頂いた時期でした。
また、TAAとのインフラの統一や人材交流などで今後も積極的な連携を行い、会員様の利便性を高めてまいります。
日本ではこの1年間『人と人』『社会と社会』の『絆』の大切さがうたわれてきました。
そんな中で公共事業や物流支援においてAA事業の果たす社会的役割は非常に大きなものになっています。
そこに身を置く者として、会員皆様が安心してお取引いただけるオークションの開催とCSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任の実践)を通じて会員皆様のビジネスチャンスの最大化と、中古車卸流通業界の発展に寄与できるよう社員一丸となって取り組んで参ります」
と抱負を語った。
【プロフィール】
1957年3月26日生まれ。満54歳。
血液型B型。愛知県出身。慶応義塾大学経済学部卒業。
トヨタ自動車30年勤務。
U-Car事業部室長、
レクサス国内営業部ブランドマネージャー、
日野自動車出向などを経て、
今年1月からCAAに出向。
趣味は
水彩画の制作・鑑賞。
ゴルフのベスグロは81。
好きな言葉は「ご縁」だが、
単に受身で待っているのではなく能動的に勝ち取ることが大事。