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JU埼玉商組49周年記念AA、出品3209台で前年超え

来年の50周年へ弾み

 JU埼玉オートオークション(さいたま市岩槻区、佐藤誠社長)は8月25日、「JU埼玉商組49周年記念AA」を開催した。前日にはロイヤルパインズホテル浦和で合同懇親会を開き、2日間にわたる記念行事となった。最終結果は出品3209台、成約2143台、成約率66.8%、平均落札価格48万5千円と記念開催に相応しい結果となった。出品は前年実績の3139台を上回った。

 佐藤社長はまず、開催に至るまでの現場の労苦に言及した。前週の金曜・土曜はゲリラ豪雨に見舞われ、日曜から前日にかけては猛暑が続いた。「無事に開催できたのは、職員と関係各位の努力と頑張りがあってこそ。ぜひ取り上げてほしい」と語り、現場への謝意を示した。

 AA会場では、入庫車両の検品・検査を経てレーンに入れ、撮影の上で各コーナーに振り分ける作業がある。いずれも屋外での実施を余儀なくされる工程だ。「金曜の午前中まで入庫があり、そこから車を入れていく。一番のゴールデンタイムが大雨だった」と振り返り、合羽を着ても作業中に降り出してずぶ濡れになる状況が繰り返されたと説明。外部の協力会社を含めた作業陣に重ねて感謝を示した。
出品面では、組合の協力が奏功した。組合出品は目標の900台に対して1191台と大きく上回った。佐藤社長は「日頃から記念AAだけでなく平場にも注力しており、そこでも協力をいただいている。心から感謝を申し上げたい」と述べた。

 全体の出品目標は3000台。通常回は2800台を目標としているが、イベントを組む8月と2月は3000台に引き上げている。「昨年を上回りたいというのが一番の目標だった。それを超えることができてほっとしている」と手応えを語り、「数字のプレッシャーをかけるつもりはないが、職員が自らの意識で動いてくれた結果」と成果を現場に帰した。

 新規出品は2520台で、7月の実績を上回った。佐藤社長は新規台数について「成約率に大きく影響する」と位置付け、注視すべき指標との認識を示した。

 成約率は66.8%と高水準となった。佐藤社長は「70%がある程度の基準ラインと考えている」とした上で、要因について「出品の状況は変わっていないが、タマが多少なりとも揃ってきた。加えて市場に軽自動車が多く出回っている。この辺りが影響しているのではないか」と分析。7月時点でも成約率の低下傾向がみられたとし、前年はタマ不足を背景に成約率が高水準で推移していた事情にも触れた。

 今回は新たな試みとして、組合限定の「ゼロ円スタートコーナー」を設けた。7月に予備的に実施したコーナーの手応えを踏まえたもので、200台を超える出品が集まった。「平場の落札状況からすると期待に応えられるか不安もあったが、70%に迫る数字が出ていたことから、特設コーナーでも実施してみようと判断した」と経緯を明かした。

 輸出については「想定していたよりは滞っていない」との認識を示した。「大手には影響がないという声もあるが、当社は輸出のお客様も多い」とした上で、「港のある地域の業者の買い上げが多い印象がある」と足元の傾向を語った。

 会場運営面では、構内防犯カメラの全面入れ替えを進めていることを明らかにした。既存カメラの老朽化により、暗所での撮影に難があったためで、「今のカメラは性能が全く違う。それなら全て入れ替えようということになった」と説明。9月中の設置完了を見込む。

 来年に控える50周年に向けては、「懇親会でも多くの方から声をいただいた。締めの年なので、今年とはまた違う企画を考えていきたい」と意欲を示した。一方で「毎年、環境が全く違う。海外では中間選挙、国内も内閣の動向次第で変わってくる部分がある。不透明な要素があり、なかなか想定できない」とも述べ、年明けまでに構想を固めたい考えを示した。

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