ＫＣＡＡ南九州（宮崎県えびの市、大峰高社長）は９月１１日、「ＫＣＡＡ南九州創立３３周年大記念ＡＡ」を開催した。出品台数は目標を大きく上回る２１０６台に上り、６２．３％の高成約率を記録する活況だった。県内外から多数のバイヤーが参加し、ＰＯＳ席は満席状態だった。

　セリ開始前のセレモニーで大峰功一統括部長は「平成３年に創立し３３周年を迎えることができました。これも偏に会員の皆様のご協力のおかげです。これからも環境変化に対応しながら、会員の皆様に信頼されるＡＡ会場を目指してまいります」と、心からの感謝の気持ちを述べた。

　来賓には地元ＪＵ宮崎の平山学理事長、隣県からＪＵ熊本の満田和浩理事長らが登壇した。平山理事長が来賓を代表してあいさつに立ち「厳しいタマ不足の中で、２１００台を超える出品台数を集められたことは、会場の皆様の努力の賜物です。８月には地震や台風が相次いで襲来、天災が多い厳しい状況ですが、本日は雨予報が出る中で快晴の中での記念ＡＡ開催となりました」と、同会場の躍進に敬意を表した。

　牟田慎一会場長は「目標出品台数２０００台を掲げてスタッフ一同、一生懸命努力しました。目標を大きく上回る２１０６台のご出品をいただきましたが、良質なお車が多数そろっています。これからも会員の皆様に寄り添い、地域密着を心がけてまいります。更なるサービスや利便性の向上にも取り組んでまいります」と、会員への感謝の言葉を述べた。

　当日は「リユース・買取コーナー」が９３．９％、「ディーラー・初出品コーナー」が６３．９％、「セレクションコーナー」が７４．１％という高成約率で全体をけん引した。多数のバイヤーが会場に集まったほか、自社ネット「四輪牧場」からも４０５台もの落札があった。会場内外からの強い応札が同社グループ会場の特徴となっており、活発な商いが行われている。