ＫＣＡＡ南九州（宮崎県えびの市、大峰高社長）は３月１２日、四大記念ＡＡ「年度末お客様感謝大記念ＡＡ」を開催した。前月開催「開設３４周年大記念ＡＡ」に次ぐ２カ月連続での大記念ＡＡは、ともに２０００台を上回る出品台数だった。今回は出品台数２０７５台を集め、成約率５４．０％だった。自社外部ネットワークサービス「四輪牧場」からの落札も３７５台に上った。

　セリ開始前のセレモニーで牟田慎一会場長は「四大記念に際し、出品台数２０００台オーバーを目標に掲げて取り組みました。皆様のご協力のおかげで、２０７５台を集めることができました。良質車が多数揃っていますので、会員の皆様のご商売にお役立ていただければと考えております。今後も会員の皆様のご要望に応えられるよう、更なるサービス向上に努めてまいります」と、心からの感謝の言葉を述べた。ＡＡ運営説明は営業課の西門勲さんが行った。

　牟田会場長は今回の大記念を振り返って「厳しい集荷環境だったが、週明けからの出品車搬入が急増、最終的には２０００台を超えることができた。昨年実績を１割以上超える出品店数を記録したほか、新規出品車が約７割に達するなど、新鮮かつ良質な小売りダマが多く集まった」と話す。

　コーナー別では「ディーラー＆初出品」に８７２台を集荷するなど、鮮度の高い良質車が多数集まったことを裏付ける内容だった。

　１月の初荷ＡＡから同日開催までの全１０開催展開した「春のポイントキャンペーン」」による出品台数押し上げ効果も大きかったという。

　同会場では、地域密着のＡＡ運営と会員目線のサービスで南九州エリアにおける存在感を強めており、２カ月連続の大記念ＡＡ開催も出品台数２０００台超を連続達成、春商戦に向けて勢いを加速させている。