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カーシェア協会と災害時の協力協定締結

  • JU神奈川事務局で協定書を手にする鎌田会長(左)と吉澤代表理事 JU神奈川事務局で協定書を手にする鎌田会長(左)と吉澤代表理事

車両提供を通じ社会貢献果たす

 JU神奈川(小田原市成田、鎌田政男会長)は5月23日、一般社団法人日本カーシェアリング協会(吉澤武彦代表理事)と「災害時における被災地への車両提供の協力に関する協定」を締結した。
 
 本協定は、神奈川県内及び近隣地域で災害が発生し、被災者の移動手段を確保する必要が出てきた場合、日本カーシェアリング協会からの要請により、JU神奈川から会員販売店等に車両の無償提供について協力要請を行うもの。
 
 JU神奈川ではかねてより会員の理解と協力のもと、より良い社会を実現するために社会貢献活動にあたるSDGs活動を推進している。
 2022年には神奈川県の「かながわSDGsパートナー」と小田原市の「おだわらSDGsパートナー」に登録。また、小田原市が取り組む、女性の活躍推進に対し積極的に取り組んでいる市内企業を認定する制度「小田原Lエール(女性活躍推進優良企業」のブロンズステージにも認定された。青年部も「緊急キットFA(緊急時救急箱提供)」の普及に努めるなど、JU神奈川は一体となってSDGs活動に取り組んでいる。
 今回の協定も災害時に車両提供する取り組みが社会貢献につながるものと考え締結した。

 鎌田会長は「近年は災害が多く、どこで何が起きるかわからない。その中でJU神奈川として神奈川県はもとより、隣県や他県の助けになりたいと思い、今回の締結に至った」と話す。
 また「JU神奈川はSDGs活動を積極的に取り組んでおり、今回の協定もその一つであり、社会貢献でもある。他県のJUもカーシェアリング協会と協定を締結しており、仲間入りすることでJUのスケールメリットを活かすこともできる。災害時にいち早く車両提供できる体制を作っていきたい」と話した。

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