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ブロックの枠を超えJUの絆を深める

  • 左からJU栃木・秋元理事長、JU福島・橋本理事長、JU山形・佐藤副理事長 左からJU栃木・秋元理事長、JU福島・橋本理事長、JU山形・佐藤副理事長
  • 三県の執行部が登壇 三県の執行部が登壇
  • 場内に大きく張り出されたイベント企画ポスター 場内に大きく張り出されたイベント企画ポスター

三県合同記念AA開催

 JU福島(福島市笹木野、橋本一男理事長)は4月18日、「三県合同記念AA」を開催した。
 
 当日のセリは出品1450台を集め、成約960台、成約率66.2%、平均成約単価34万7000円の好結果を収めた。

 三県合同記念AAは、JU福島・JU山形・JU栃木の三県が協力し、合同オークションとして開催。今年で24年を迎え、三県の協力関係はより強固なものとして続いている。

 JU福島は30年ほど前からJU山形・JU栃木と活発に交流していた。JU福島の福島地区はJU山形へ、南の白河地区はJU栃木のオークションを利用していた。またJU山形・JU栃木も同様に隣県のJU福島を利用していた。これを受け平成9年に当時の三県執行部が三県合同開催を議論し、同年から年3回、福島・山形・栃木で合同AAを開催した。
 スタートから3年を経たタイミングでJU福島が新会場オープンした。この機会にJU山形とJU栃木の中間に位置するJU福島にて年1回の合同開催に変更。第1回は平成12年4月に行われ、以降、毎年4月に三県合同記念AAを開催し、現在に至っている。JU福島での年1回開催としたことで、三県は距離的にもコスト的にも参加しやすくなり、より良好な関係の構築に繋がった。三県合同開催は東北・関連協のブロックの枠を超えたJUの絆として続いている。

 セリ前のセレモニーでは三県の理事長・執行部が登壇。橋本理事長は「三県合同オークションは歴史のある開催。お互いに協力し合えるこの三県の絆をいつまでも続けていきたい。年1回でもひざを突き合わせ話ができる機会は大事。引き続き皆様にご協力をいただき、三県合同開催を続けていきたい」と述べた。
 JU栃木の秋元弘光理事長も「三県合同開催は平成9年から続いており、歴史のあるオークション。この歴史を続けていきたい。また、人的交流の中で情報交換もでき、JU栃木の組織活動にも役立っている」と述べた。
 JU山形の佐藤吉一副理事長は「24回目となるが、三県の雰囲気も良く、良い形で繋がっている。今はネット落札が増えているが、有益な情報交換の場として顔と顔を合わせる場も大事。この三県合同開催が更に発展できるよう努めていく」と述べた。

 取材の場で橋本理事長は三県合同開催について「三県合同開催は24年経つが、その以前からも行っている。お互いが対面し、意見を交わせる場があることの意味合いは大きい。顔を合わせて話ができるのは貴重な時間。三県の理事長も同じ思い」と話した。
 23年度事業の振り返りでは「オークションは前年の出品台数と成約台数を上回ることができた。これも組合員の皆様が積極的にJU福島を利用していただけたおかげ」と述べた。
 今年度については「昨年度と同様に出品ヤードの舗装を計画している。来場駐車場を会場の目の前に設けているが、数あるオークション会場の中でJU福島に来てもらっていることを考えると当たり前。引き続き会員様が利用しやすい会場づくりに取り組んでいく。会員と職員がJU福島で仕事ができることを良かったと思ってもらえるJU福島にしたい」と話した。

 JU福島は4月連続出品企画を「春の陣」と題しイベントを実施。宗形義孝専務理事は「イベント企画も好評で出品店数も増えている。今後もより多くの出品店と落札店に参加していただけるよう取り組んでいく」と話した。
 三県合同開催についても「隣県同士が、お互いに手を取り合い、協力し合うことで良い関係が続いている」と話した。

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