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【トップインタビュー】JU愛知の新会長・理事長に就任した加藤勇東氏に聞く

人と人とのつながりを大事にし、お互い高めあえる組織にする

 愛知県中古自動車販売協会・組合(JU愛知)の新会長・理事長に5月の総会を経て就任した加藤勇東氏。指導環境委員長、青年部会長などの要職を経験、直前は流通委員長として5期10年を務め、同組合の流通事業を長きに渡りまとめ上げてきた。全国有数の中古車マーケットである愛知県において、JU愛知の取り組みは全国から常に注目を浴びている。その中、新たに舵を取る加藤会長・理事長に様々な話を聞いた。(福井伸幸)

■自身にとって大事にしていることは
 人と人とのつながりが一番大事と考えている。会長・理事長の職に就くにあたり、会員の皆様にとってJU愛知は役に立つ組織でなければならない。また、オークション会場は商いの場であるとともに、憩いの場として皆様が集まれる場にしていきたい。そのためにも、より多くのJU愛知ファンを作っていく。また、他のオークション会場やそこで働くスタッフはライバルの前に同じ目標に向かう仲間である。JU愛知の良いところは取り入れてもらい、他の会場の良いところは取り入れていきたい。お互い本気で語り合えば必ず良い方向に向かうと思う。

■組織運営について
 組合は10支部の集まりでもあり、仲間でもある。組合員のための運営を行う。組合員、協会員が潤ってもらうことが大事。そのために財源が確保できる活動は積極的に行っていきたい。また、組織の構成、委員会の仕組みなど、改革をしていく必要がある。事務局のメンバーが働きやすく、楽しく、やりがいのある職場にしていく。2年前から取り組みをはじめ、だいぶ形になってきた。将来的には自ら考え、動ける事務局になってもらいたい。

■組合員の生き残りについて
 現状は、組織全体では良い流れができてきていると思うが、少子高齢化によるマーケットの縮小や世界情勢の変化、日本経済の変動等々で、組合員単位では難しい現状がある。組合員が生き残るために勉強会、研修会などを実施し、適正販売店の資格取得など、個々の力を強めていく必要があると考える。

■今後について
理事、組合員、事務局がよい形でつながっている。引き続き、人と人とのつながりを大事にしていく。また、成功した取り組みを続けつつ、常に新しいことに挑戦していく。プラス思考を持ち、失敗を恐れずに進んでいきたい。

【プロフィール】
加藤勇東(かとう・はやと)。1968年(昭和43年)4月3日、愛知県安城市出身、55歳。加藤自動車株式会社代表取締役。「常に感謝の気持ちを持つ」が身上。趣味はゴルフ。

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