ＵＳＳ福岡（福岡県筑紫野市、瀬田大社長）は３月１６日、「福岡会場誕生１９周年記念パート１＆オールディーラー協賛記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は１７０３台に上り、このうち９８８台を成約し、成約率は５８．０％だった。出品、成約とも今年度最多を記録、翌週２３日のパート２と合わせた合算では、２９００台に迫る出品台数だった。

　セリ開始前のセレモニーで新美幸夫会場長は「この福岡会場は、平成１５年３月２７日に出品３６４５台、成約台数１３６６台という成績でオープンさせていただき、本日無事に１９周年記念ＡＡの開催を迎えることができました。本日も２９０社の会員様から１７００台を超える周年記念にふさわしい出品台数をいただき、大変感謝しております。本日の周年記念という節目のＡＡ後も引き続き、福岡会場が歩んできた歴史をベースに『社員一丸、明るく元気な対応、親切丁寧な対応』をモットーに今後も小回りを利かせ、皆様により良い商いの場を提供することを第一に考えた会場運営や利便性の向上を目指して精進してまいります」と感謝の言葉と今後の抱負を述べた。

　今回の周年記念では、出品台数こそ前年同期開催を下回る状況だったが「出品車の『質』は向上し内容が良くなっている。出品店件数は前年を大きく上回る状況。周年記念に際しての営業活動の成果は大きかった。九州会場と連動したキャンペーンなども奏功した」と振り返る。

　同会場では、ＵＳＳ九州（佐賀県鳥栖市）とのコラボキャンペーンとして「Ｇｏ　Ｔｏ！ＦＵＫＵＯＫＡ！」キャンペーンを展開、当日も同キャンペーンを利用した出品が２５０台に上った。同キャンペーンはＵＳＳ九州の流札車をＵＳＳ福岡に再出品するもので、出品店にとっては、土曜日開催の流札車を翌週水曜日に再チャレンジできる。

　当日は、同キャンペーン利用を除く、１２００～１３００台規模の新規出品車が集まるなど、高鮮度のＡＡを開催した。ディーラー出品も多く、小売りに直結する良質車が多く集まる。今後は月１回、月末開催の鹿児島サイトの活性化にも注力する。