ＪＵ神奈川（小田原市成田、安藤悟理事長）は３月１９日、「青年部チャリティ＆ディーラー協賛ＡＡ」を開催した。

　当日のセリはＪＵ神奈川青年部開催において過去最高となる出品１３０７台を集荷。成約は７６９台、成約率５８.８％、平均成約単価２６万６０００円の好結果を収めた。
　また、同会では青年部企画として急発進防止装置の告知、販売ブースを特設。サポカー補助金の交付対象となった中古車の販売促進やユーザー支援に繋げ、業界を盛り上げていく。

　開催に先立ち挨拶に立った安藤理事長は、１３００台超の盛大な開催を受け、青年部、ディーラー、組合員からの多数の出品に感謝の言葉を述べた。続けて「今日は１３００台を超える良質の出品車が集まっている。良い売り買いをしていただき商いに繋げていただきたい」と述べた。
　続いて豊原洋紀青年部会長が１３００台を超える開催に謝辞を述べ「自粛ムードの中、商売繁盛の為にも出品、落札していただき、皆様を少しでも元気づけられるよう青年部がしっかり盛り上げていきたい」と挨拶した。

　１９年度の実績について安藤理事長は「１９年度はイレギュラーの連続であった。消費増税、台風被害、新型コロナウィルスの流行と１０月以降は特に厳しい環境となった。ただ、事業は順調に推移している。オークションの出品台数は例年並みだが、中身が良くなっている。金融事業も新型コロナウィルスの影響を大きく受けているが、それまでは堅調に数字を積み重ねてきた。封印も順調であり、１年を通して見れば、組合員皆様から協力をいただき、良い着地を迎える見込み」と話した。２０年度については、小売活性化の展開と会員の利便性向上を図るべく、ヤード拡張を予定。安藤理事長は「拡張に見合う台数を目指していきたい」と話した。

　青年部新記録となった出品数について豊原青年部会長は「自県、他県青年部の仲間が協力してくれたおかげ。ＪＵ神奈川青年部の出品目標も倍の台数を達成した」と感謝の言葉を述べた。また「今年度は、まずは任務を全うすることに注力した。来年度は青年部増強キャンペーンをはじめ、迷わず突き進みたい」と話した。