ＪＵ東京（東京都足立区・萩田典雄理事長）は１２月９日、「流通委員ＯＢ会担当記念ＡＡ」を同会場（埼玉県越谷市）にて開催した。
　同ＡＡは、同ＯＢ会の強い結束力を表す会として６月と１２月の年２回開催しており、今開催で２８回目を迎えた。

　当日はＪＵ神奈川安藤悟会長理事長をはじめ、ＪＵ関連協各県執行部や企業系ＡＡ関係者も来場し、同会に花を添えた。

　セリは出品１３２１台を集荷。成約は８９７台、成約率６７.９％、平均成約単価２３万３０００円の好結果を収めた。

　セリ前のセレモニーで挨拶に立った萩田理事長は「ＪＵ東京を愛し、売り買いで利用いただき感謝」と謝辞を述べた。続いて黒田泰男流通委員ＯＢ会会長が多数の出品に謝辞を述べ、「高成約率を目指すべく活発な応札を呼び掛けた。安藤会長理事長は「流通委員ＯＢ会開催は２８回を数え、歴史を積み上げてきた。長く続けることは大変だが、その大切さを改めて教えていただいている」と述べた。

　取材の場で萩田理事長は「２０１９年は自然災害や消費増税もあり、厳しい１年であった。ただ、オークションで見れば、平均成約単価は上昇傾向にあり、商売に繋がる車を出品いただいており、初出品車も増加している。今後はより買ってもらえるように注目を集める会場にしていきたい」と話した。来年についても「小売部門の支援に力を入れていきたい」とし、ＪＵ東京でスタートした買取を発展させるべく、来年度中に買取サイトをオープンする予定だ。

　前日には前夜祭を開催。会の冒頭で挨拶に立った萩田会長理事長は「就任当初に掲げた『和をもって尊しとなす』の精神でお互いに助け合い、協力し合い進めたい」と話した。続いて黒田流通委員ＯＢ会会長、ＪＵ神奈川安藤会長理事長が挨拶を述べた。乾杯の発声には荒井商事荒井寿一会長が立ち、謡曲を披露し開宴となった。