ＪＵ東京（東京都足立区・萩田典雄理事長）の青年部は９月９日、「青年部研修会」を同会場（埼玉県越谷市）にて開催した。

　青年部主催による研修会にはＪＵ東京青年部会員、事務局を交えた１２名が参加。今回はＪＵコーポレーション（東京都新宿区、問谷巧三社長）の原口広治取締役を講師に招き、「テントリ展示車取引出品登録のポイント」と題したテントリのメリットや利用状況、テントリの登録例やＭＯＴＯＲ ＧＡＴＥ（モーターゲート）やＣ-ＭＡＴＣＨによる登録方法、活用事例等を学んだ。

　研修会は原口取締役の説明と併せ、都度に質問や意見を交わす対話式で行われ、参加者が抱える疑問や不明点について活発な意見が交わされた。また、既にテントリを利用している参加者からはＪＵコーポレーションの仲介対応や使い勝手の良さを評価する声も上がり、共有在庫サービスに対する意識の高まりを感じさせる場面も垣間見えた。他にも高額車の取引実績事例も紹介されるなど、より実践的な内容に参加者は傾聴した。

　萩田理事長は「テントリをはじめ、青年部が取り組んでいる研修が知識となり、多くの会員に広がる」と述べた。土屋大典青年部会長は「研修会で学んだことを青年部の力で広げていきたい。また、オークションともう一つの柱としてＪＵ東京の流通を盛り上げるべく学びたい」と話した。研修会の最後には沓澤明寛副会長が「テントリで商売している人もいるし、使い方では会社の利益にも繋がる。今回の研修を新たな商機と考え、是非ともチャレンジしていただきたい。また、テントリだけでなくライブも含め、ＪＵコーポレーションの取り組みを積極的に利用してほしい」と述べ、締め括った。