ＪＵ山形（山形県天童市・鑓水孝理事長）は６月22日、「さくらんぼジャンボＡＡ」を開催した。同開催ではかねてより進めていた新事務所がオープン。新事務所は、カフェを彷彿させる外観に飲食スペースを備えるなど快適な空間を実現している。

　当日のセリは、昨年の１０１５台を上回る１１６３台を集荷。成約は６９２台、成約率65.１％の好結果を収め、ＪＵ山形年間最大オークションに相応しい盛会となった。

　前日に催された前夜祭で挨拶に立った鑓水理事長は「１０００台を超えるオークションを開催できるのは、会員様、ＪＵ東北の仲間、事務局の頑張りのおかげ。また、ディーラー様からも多くの出品を積み重ねていただき１０００台超の開催となり感謝。また、新しい事務所もできた。事務所はＡＡ会場とは思えない外観であり、併せてセリ会場の塗装等の修繕も行った。今後、ＪＵ山形を利用いただくためにも事務所新築は必要なこと。令和元年の新事務所建築を一つの契機とし新たなスタートを切りたい」と謝辞を述べた。
　続けてＪＵ中販連・海津博会長とＪＵ中販連・澤田稔最高顧問が祝辞を述べた。海津会長は１０００台を超える開催を受け「ＪＵ山形の底力は１０００台以上ある。新事務所も飛躍するためには必要な投資であり、この投資をバネに複数回の１０００台開催を目指してほしい」と述べた。澤田最高顧問も「ＪＵ山形は１０００台開催をできる力がある。ＪＵテントリにおいても積極的に活用され、各会員の利便性、収益が伴う取り組みを研究している」と称えた。

　その後は、ＪＵ東北各県会長・執行部を中心に参加者が懇親を深め、翌日開催のオークションに向け鋭気を養う会となった。

　新事務所についてＪＵ山形・黒沼事務局長は「飲食スペースも設け、居心地の良い空間となった。新事務所オープンを機により多くの会員に利用いただきたい」と話した。