ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は６月５日、年間４大記念オートオークション（ＡＡ）の１つ「お客様感謝大記念ＡＡ」を盛大に開催した。出品台数は２３７７台に上り、成約率は６５．０％の高率だった。新規搬入率（出品全体に占める新規搬入台数の比率）は７３％に上り、高鮮度の良質小売りダマを求めるバイヤーが多く集まる活気溢れるセリとなった。

　セリ開始前のセレモニーでは和泉英雄会場長が挨拶に立ち「皆様のおかげで２４００台近い出品台数を集め、盛大なＡＡを開催することが出来ました。今月末にはＧ２０サミットが大阪で開催されるため、臨時対応などを予定しております」と話した。

　当日のＡＡ会場では大記念ということで、さまざまなイベントを用意して来場会員を迎えた。取引台数に応じた「ＢＩＧ抽選会」と「ｍｉｎｉ抽選会」の２種類の抽選会を用意した。お付き合い賞には「とろサバ棒寿司」をプレゼントした。このほか、輸入タイヤ・ホイール販売のオートウェイなどの特価物販会などを会場内で展開した。

　同社のある大阪市住之江区はまさにサミットのメイン会場が設けられる。６月２８、２９日の会期中や前後は大阪市の広範囲で交通規制などが行われる。こうした中で、２６日のＡＡは通常通り開催するが、各種期限の変更などの臨時対応を行う。

　２６日のＡＡ当日は、落札後すぐに搬出券が発行され搬出が可能になることから、交通規制にかからない２６日の搬出への協力を呼びかけている。
　また、落札車両の搬出期限は７月２日１７時まで延長するほか、クレーム受付も同３日１２時まで延長する。
　一方で、前週１９日ＡＡ成約分の書類期限は１日前倒しの２６日１４時まで短縮される。これは２７日以降４日間の交通規制中の発送が出来ない可能性があるため、会員に協力を呼びかけている。