ＪＵ鳥取（鳥取市・富山孝司理事長）は米子市の米子港駐車場内特設会場で「ＪＵ中四国青年部会ジャンボオートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数３４３台を集荷するとともに、ＪＵ中国四国連絡協議会（安部英雄会長、ＪＵ中四国）の各県青年部会長と青年部メンバーが一堂に会して活気溢れるＡＡを展開した。成約率は４４．６％を記録した。台風が近付く中での生憎の空模様でのスタートだったが、セリ進行はスムーズに行われ、コンダクターの勢いある掛け声に応えるように、活発なコールが飛び交った。

　同商組では、年６回のＡＡ開催を東部（鳥取）、中部（倉吉）、西部（米子）の３地区で行う。ＪＵ中四国青年部会（請川和豊代表幹事）によるジャンボＡＡ開催は２０数年ぶりで、ＪＵ中四国９県の青年部会が全面協力して開催したことで、３００台を大きく上回る賑やかなＡＡ開催となった。

　セリ開始前のセレモニーで挨拶にたった請川代表幹事が「念願のＪＵ鳥取での青年部ジャンボＡＡ開催。２０数年ぶりの出来事と聞いています」と振り返ると、ＪＵ中四国の塩尻卓士指導環境委員長は「青年部メンバーが一丸となって地方のＡＡを盛り上げられることは非常に素晴らしいこと」と評価した。

　今回、開催県の青年部会として運営面で尽力した山田誠青年部会長は「ＪＵ鳥取の結束力と他県の皆さんのご協力に感謝。このＡＡを次代につなげ、皆の笑顔を作り出していきたい」と意気込む。当日は県内会員が２７１台を出品、県外からも７２台の出品車が寄せられる活況だった。県外からの多くの協力に対し、県内会員が一丸となって応えた格好だ。