ＫＣＡＡ南九州（宮崎県えびの市・大峰高社長）は９月１３日、「ＫＣＡＡ南九州創立２６周年大記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数２８４５台を集め、このうち１６８７台を成約、成約率は５９．３％の高率だった。

　セリ開始前に行ったセレモニーには地元業界を代表してＪＵ宮崎の黒木嘉興理事長が出席し、大記念ＡＡに花を添えた。
　大峰社長は冒頭の挨拶で「早２６年という年月が過ぎましたが、本日の多くの出品車を集めて大記念ＡＡを開催出来たことは会員の皆様のおかげです。設立当初は１開催２００台程のＡＡでしたが、現在の規模に至ったのは皆様の絶大なるご支援の賜物です。本日は創立２６周年に相応しい良質車がたくさん出品されています。秋商戦真っ只中ですが、地元の中古車市場に貢献出来るよう、引き続き、努力いたします。１台でも多くの良質車を仕入れていただき、秋商戦に臨んでください」と会員への心からの謝辞を述べた。

　ＪＵ宮崎の黒木理事長は「九州・沖縄地区で１６会場のＡＡがありますが、全体の４分の１をＫＣＡＡグループの出品車が占めています。今回の大記念ＡＡでも大変素晴らしい出品台数が集まっています。ご来場の皆様の活発なコールを期待しております」と九州地区における同社の存在感を称えた。

　当日は朝早くから出品ヤードを走り回り熱心に下見をする会員の姿が目立ち、セリ席もスタート時点でほぼ満席となる賑わいだった。
　来場会員向けに豪華賞品の当たる「ガラポン抽選会」を実施したほか、地元産のうなぎを使った限定ランチとして「うな丼」を振舞った。会場前には移動販売車も来場、お祭りムードのＡＡとなった。