グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

【会場長インタビュー】吉田章之会場長に聞く

  • 吉田会場長 吉田会場長

役割を果たすことで事業性に繋がる

 ホンダユーテック(伊藤哲也社長)が主催するホンダオートオークション(以下、ホンダAA)は、ホンダディーラー販社の良質な出品車を求めるバイヤーが多数来場し、毎開催高成約率を記録している。この4月にホンダAA東京会場長に帰任した吉田章之会場長は、同九州会場長として同社の役割にこだわり、出品店販社と信頼関係を構築し実績を積み上げてきた。その吉田会場長にホンダAA東京会場での今後の取組みや抱負を聞いた。(聞き手・齊藤寛英)

◼︎会員に対する質の向上
 今期はホンダAA東京会場に限らず、ホンダユーテックとして「会員に対する質の向上」を名目に「オークション会員の満足度向上」を掲げ取り組んでいる。当社にとっての「会員」は出品店販社様であり、落札店バイヤー様の双方という考え方。これに則り、出品店販社様にはコンサルティング提案を行っていく。コンサルティング営業は「BS(ビジネスサポート)11」と題した11項目に特化し、出品店販社様にコンサルティング提案を行い、出品店販社様の中古車流通の活性化に繋げていく。その過程で会場に良いタマが集まれば、落札店バイヤー様も集まり、喜んでいただける。結果、会員様の満足度向上に繋がる。他にもイベントや会場の美化に努め、来場いただける会場にしたい。一方ではH@tLiveの利用促進策を進め、ホンダAAの利用者を増やしたい。

◼︎役割を果たすことで事業性に繋がる
 ホンダユーテックの役割は、ホンダグループの中古車領域で支援すること。中でも当社が、中古車の領域で提案・サポートし、出品店販社様の中古車領域の数字を上げていくことが我々の使命の一つ。中古車の領域を上げるということは、小売販売を上げ、管理ユーザーを増やし、中古車の収益を上げるということ。出品数は事業性。事業性にこだわることも大事だが、役割を果たすことでホンダAAの出品数も増えてくる。役割と事業性の両立を行うためにはそれしかない。ホンダAA九州会場長を務めていた時は、出品店販社様に理解と協力をいただき、また、スタッフにも恵まれ出品数の増加に繋がった。

◼︎ホンダグループだからこそできる取組を
 伊藤社長は、ホンダグループだからこそできる中古車の施策を考え、打ち出している。オートテラス城北で始めたホンダ純正アクセサリー付き中古車「A-STYLE」もホンダ販社だからこそできる取組み。ホンダユーテックのあるべき姿と自分の考えは一致している。ホンダユーテックの役割にこだわり、果たし、会員様である出品店販社様と落札店バイヤー様を引き続きサポートをさせていただく。

【プロフィール】
吉田章之(よしだあきの)昭和36年2月9日神奈川県横浜市生まれ、56歳。
社歴31年。東京会場長、オートテラス5拠点長、オートテラス事業部長、九州会場長を経て東京会場長に帰任。
座右の銘は「楽しんで仕事をやる」。楽しんで興味を持っている仕事をしている人には敵わない。

関連記事

オークション

企業・団体

店舗情報

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金