ホンダユーテック（埼玉県和光市、中薗憲一社長）は１月11日、「２０２１年初荷記念ＡＡ」を北海道・仙台・東京・名古屋・関西・九州の全６会場にて開催した。

　当日の全６会場のセリは昨年の初荷を大きく上回る出品４８３８台を集荷。成約率も９４.２％の高実績を記録する盛会となった。

　初セリに際し新年の挨拶に立った中薗社長は「昨年は新型コロナウイルス感染防止対策として会場毎のセリ開始時間の変更やポス席の間引き、来場時の検温や消毒のお願いなど様々な所で平時と異なる対応をさせていただき皆様には大変ご不便をお掛けした。現在も引き続き感染防止をせざるを得ない状況が続いている。引き続き皆様のご理解をいただき安全な開催を行いたい」と述べた。
　続けて、昨年のオークション業界について「業界全体の出品台数は２０２０年の暦年実績は対前年比で９２％であった。また成約率はほぼ前年と同様の６４％であった。その中でホンダオートオークションの出品台数は前年比８９％となったが、成約率は９０％を記録し、会員皆様に積極的なセリをいただいたおかげで高い成約率を維持でき、改めて会員皆様に感謝」と謝辞を述べた。
　また「昨年は車両撮影機材の変更を行い、画像品質と撮影精度の向上に取り組んできた。その中でｗｅｂからセリに参加いただく会員様が、より安心して商売できる環境づくりに取り組んだ。本年もコロナ禍の中、安全な移動が出来る自動車、更にはリーズナブルで早い納期である中古車が頑張っている状況下において、引き続き当社においてもディーラー出品のみの公正な中古車業と公正な外部検査を一丸とした事業への皆様からいただいている信頼と共に、更に会員皆様にご満足いただけるオークションを目指して運営していく」と述べた。