ホンダユーテック
中古車流通と事業における役割を果たす
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は会員の皆様をはじめ、関係各位様からご支援、ご愛顧を賜り心から御礼申しあげます。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた一年でした。世界中がその影響を受け、自動車業界においても製造ラインの停止や部品の納期遅延など、各所においてその影響を受けました。いままでの当たり前の生活が一変し、ニューノーマルと言われる新たな生活様式が模索された一年でもありました。一方で年末にかけワクチンが開発されるなど希望が持てる話題もありました。2021年こそは、新たな一歩を踏み出せる年になることを祈念します。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした新車の製造、販売への影響も加わり、オークションも厳しい運営を余儀なくされました。しかし8月以降は前年の出品数、成約数を超える台数をいただき回復基調を示すなど共に前年並みの実績に戻りつつあります。情勢はまだまだ予断を許さない状況ですが、1月-3月の需要期で盛り返し弾みをつけることができればと考えております。
会場運営では全6会場とサテライト会場が会員様の安心と安全を最優先に努めました。具体的にはポス席の間引きや食事提供の中止、一社一名による入場制限や開催時間の変更など打てる手を全て打ち出し、安心と安全なセリの環境づくりに取り組みました。来場会員様にはご不便をお掛けしましたが感染防止対策を評価いただき、現在では来場者数も戻りつつあります。
4月中旬から5月末までの期間、来場によるセリ参加を制限しオークションを開催しました。その間にも多くの会員様にインターネットオークションシステムのH@Liⅴe(ハットライブ)を通じてセリに参加いただき、外部応札は半年間で約7ポイント上昇しました。その後もH@Liⅴeの利用は増え続けています。成約率も高水準の実績をいただいており、会員皆様のご商売の場としてご利用いただけていることに感謝申し上げます。
感染対策以外では撮影機材の更新による出品画像の画質向上と、撮影時の手振れ防止対策を実施しました。今後も出品車の画像枚数増加を検討しています。引き続き会員様のニーズを踏まえ、映像からでも商売しやすい環境づくりに取り組んでまいります。
社内では昨年、役割の明確化に取り組みました。具体的には本社と現場である事業所との役割です。本社と現場の役割を明確にすることで、双方の負担軽減と効率化を実現し、それぞれの持ち場がパワーと時間を注げる環境づくりを目指しました。この取組みを通じて社員が強く問題意識を持ち進めていくこと、サービスの向上に繋げていきたいと考えております。
また一方で様々な課題も見えました。一例を挙げれば会議の在り方もその一つです。巷ではニューノーマルという言葉が使われるように新しい生活様式を模索する中で、当社も効率的な運営にチャレンジしていきます。
メーカー一体施策として推し進めているBS11はホンダグループにおける中古車事業を如何に強化し、貢献できるかが当社の役割です。今まではBS11を通じてディーラー販社様への査定研修やデータ提供に留まっていました。現在はディーラーの中古車事業の拡大に向けて具体的な問題抽出や提言、サポートに軸足を移し強化し始めています。特に昨年の下期以降はメーカーとの連携強化を図り、下取・直販・業販の販売における課題に重点的に取り組んでいます。
2021年はオークション出品台数20万台を目標に進めています。一昨年以前は出品20万台を3年続けており、ホンダオートオークションの基礎台数としてしっかり目指します。また、BS11を通じてホンダオートオークションの生命線であるディーラー販社様との関係を深め、ディーラー出品ならではの価値を高めていきます。ディーラー販社様から良いクルマをいただくことで落札店様の商売に貢献していきます。
一昨年にセリシステム変更とH@アプリの充実に取り組みました。現在、業務系の内部基幹システムの更新準備を進めており、出品店様と落札店様にとって利便性の向上を感じていただけるサービスの提供を目指しています。また、ディーラー販社様と落札店様が利用しやすいオークション会場を目指す上で、ハードルとなっている物理的な距離を縮める方法のひとつとして、新たなヤード展開も検討してまいります。
引き続き皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
旧年中は会員の皆様をはじめ、関係各位様からご支援、ご愛顧を賜り心から御礼申しあげます。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた一年でした。世界中がその影響を受け、自動車業界においても製造ラインの停止や部品の納期遅延など、各所においてその影響を受けました。いままでの当たり前の生活が一変し、ニューノーマルと言われる新たな生活様式が模索された一年でもありました。一方で年末にかけワクチンが開発されるなど希望が持てる話題もありました。2021年こそは、新たな一歩を踏み出せる年になることを祈念します。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした新車の製造、販売への影響も加わり、オークションも厳しい運営を余儀なくされました。しかし8月以降は前年の出品数、成約数を超える台数をいただき回復基調を示すなど共に前年並みの実績に戻りつつあります。情勢はまだまだ予断を許さない状況ですが、1月-3月の需要期で盛り返し弾みをつけることができればと考えております。
会場運営では全6会場とサテライト会場が会員様の安心と安全を最優先に努めました。具体的にはポス席の間引きや食事提供の中止、一社一名による入場制限や開催時間の変更など打てる手を全て打ち出し、安心と安全なセリの環境づくりに取り組みました。来場会員様にはご不便をお掛けしましたが感染防止対策を評価いただき、現在では来場者数も戻りつつあります。
4月中旬から5月末までの期間、来場によるセリ参加を制限しオークションを開催しました。その間にも多くの会員様にインターネットオークションシステムのH@Liⅴe(ハットライブ)を通じてセリに参加いただき、外部応札は半年間で約7ポイント上昇しました。その後もH@Liⅴeの利用は増え続けています。成約率も高水準の実績をいただいており、会員皆様のご商売の場としてご利用いただけていることに感謝申し上げます。
感染対策以外では撮影機材の更新による出品画像の画質向上と、撮影時の手振れ防止対策を実施しました。今後も出品車の画像枚数増加を検討しています。引き続き会員様のニーズを踏まえ、映像からでも商売しやすい環境づくりに取り組んでまいります。
社内では昨年、役割の明確化に取り組みました。具体的には本社と現場である事業所との役割です。本社と現場の役割を明確にすることで、双方の負担軽減と効率化を実現し、それぞれの持ち場がパワーと時間を注げる環境づくりを目指しました。この取組みを通じて社員が強く問題意識を持ち進めていくこと、サービスの向上に繋げていきたいと考えております。
また一方で様々な課題も見えました。一例を挙げれば会議の在り方もその一つです。巷ではニューノーマルという言葉が使われるように新しい生活様式を模索する中で、当社も効率的な運営にチャレンジしていきます。
メーカー一体施策として推し進めているBS11はホンダグループにおける中古車事業を如何に強化し、貢献できるかが当社の役割です。今まではBS11を通じてディーラー販社様への査定研修やデータ提供に留まっていました。現在はディーラーの中古車事業の拡大に向けて具体的な問題抽出や提言、サポートに軸足を移し強化し始めています。特に昨年の下期以降はメーカーとの連携強化を図り、下取・直販・業販の販売における課題に重点的に取り組んでいます。
2021年はオークション出品台数20万台を目標に進めています。一昨年以前は出品20万台を3年続けており、ホンダオートオークションの基礎台数としてしっかり目指します。また、BS11を通じてホンダオートオークションの生命線であるディーラー販社様との関係を深め、ディーラー出品ならではの価値を高めていきます。ディーラー販社様から良いクルマをいただくことで落札店様の商売に貢献していきます。
一昨年にセリシステム変更とH@アプリの充実に取り組みました。現在、業務系の内部基幹システムの更新準備を進めており、出品店様と落札店様にとって利便性の向上を感じていただけるサービスの提供を目指しています。また、ディーラー販社様と落札店様が利用しやすいオークション会場を目指す上で、ハードルとなっている物理的な距離を縮める方法のひとつとして、新たなヤード展開も検討してまいります。
引き続き皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。