ＨＡＡ神戸（神戸市中央区・菊地秀武社長）は４月８日、「立体駐車場完成１１周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。５週連続の１万１０００台超え、２０１７年で見ると、史上最多出品記録を更新した３月２５日開催の１万２８２６台に次ぐ１万２０００台超えを果たした。出品１万台超えも８週連続となり、西日本最大のＡＡ会場として、高水準の実績を持続している。

　当日は毎年同時期に開催する同記念ＡＡとしては過去最多出品記録を更新した。特設コーナーのディーラー協賛３コーナー（普通車・ミニバン・ワンボックス、軽四、輸入車）を展開、２２００台超のディーラー出品車が集まり、小売りダマを求めるバイヤーから強い引き合いがあった。ディーラー協賛コーナーは４月４開催（８、１５、２２、29日）の特別企画。年度末商戦でディーラー各社に入庫した買い取り、下取り車、とりわけ初出品車を多く集荷し、中古車流通市場に良質小売りダマを供給する。関西エリアはもちろん、中四国エリアまで広範囲かつ幅広いブランドの新車ディーラーが出品した。

　同社は今期（２０１７年４月〜１８年３月）、年間５１開催を予定し、総出品台数４７万４９００台を計画する。１開催あたり平均９３１２台に相当し、前年度をやや上回る計画とした。同社では１開催あたり５０００台近い出品車が成約するなど、「売り」「買い」が活発で、前期決算も過去最高益を更新する見通し。ここ数年、業績は高水準で推移しており、今期も記録更新に向け、幸先の良いスタートを切った。

　セリ開始前のセレモニーでは同社営業部の押田圭一担当部長が登壇し、会員への謝辞を述べた。当日は会員の日頃の愛顧に謝意を表し、スペシャル企画の「ガラガラ大抽選会」を開催した。

　同社は４、５月の２カ月間限定企画として、「春の入会キャンペーン」を展開中だ。新規入会者への出品・落札無料券５枚のプレゼントのほか、紹介者にも同２枚のプレゼントを用意する。また、保証人３人のうち、資産あり保証人は１人で可（通常は２人）という特別優遇策も展開する。