ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は９月２８日、「上期決算記念オートオークション」を開催した。出品台数２４１９台を集荷し、成約率は７０．５％の高率となり、成約単価も３週連続の６０万円超えとなった。中間期末の最終ＡＡは、良質車集荷に底堅い応札が応え、活発なＡＡを展開した。

　同社は９月１４、２１、２８日の３開催の成約合計台数に応じて、３、９、１８、３６台の「成約台数賞」と同じく３開催の落札合計台数に応じて、３、９、１８、３６台の「落札台数賞」を設けて、中間期末のＡＡを「出品」と「落札」の双方向から活性化させる取り組みを実施した。

　こうした取り組みの成果もあり、９月の１開催あたり平均出品台数は２１００台に上った。高成約率基調を持続しながら、堅調な出品台数を確保したことで、多数の小売り向け良質車を中古車市場に供給した格好だ。

　当日は会場入り口の特設会場で、三菱電機「ＤＩＡＴＯＮＥ」ブランドのカーナビ展示販売会などを実施した。来場会員は高いレスポンスと高音質、映像美などを兼ね備える「ＤＩＡＴＯＮＥサウンドナビ」の試聴を楽しんだ。

　こうした中、同社は９月１４日開催のＡＡから、大人気の「軽四まつり」を１２月のファイナルＡＡまでの期間限定イベントとして復活させた。期間中は出品料がパワフル軽四ブロロックは０円、軽四リフレッシュブロックは２０００円となり、成約料はともに１万６０００円。

　同社は１０月１９日に「ＰＯＳ導入３２周年大記念ＡＡ」を開催する。９月に引き続き、３開催合計での「成約台数賞」を設ける。豪華家電やゲーム機などのほか、大阪市内の有名テーマパークのカウントダウンパーティーペアチケットなどを用意している。