ＵＳＳ福岡（福岡県筑紫野市・安藤之弘社長）は３月１６日、「ＵＳＳ福岡会場誕生１３周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。今期最多となる出品２１００台を集め、成約率は今期２番目となる５６．６％に上った。高級輸入車や高年式・高額車の出品も多く、年度末需要を象徴する活発なセリとなった。

　セリ開始前のセレモニーで古賀靖永執行役員会場長は「平成１５年３月２７日に第１回のＡＡをスタートし、本日で６３９回目の開催となります。本日の２１００台を合わせ、累計出品台数は９４万７３６１台をいただきました。今後もＵＳＳ福岡は売り手、買い手の皆様に喜んでいただける会場運営にスタッフ一同、精一杯取り組んでまいります」と会員への謝辞を述べた。

　同会場では、ＵＳＳジャパンやＣＩＳからの底堅い外部応札を武器に、「ヤナセジョイントコーナー」や「輸入車ディーラーコーナー」を定期開催。昨年７月には「プライムタイムコーナー」を復活させ、高い成約率を誇る。

　昨年１月からスタートした輸入車ディーラーコーナーの平均成約率は９２．８％に上り、関東や中部、関西圏からの外部応札も底堅いという。プライムタイムコーナーも８１．４％の高成約率を誇り、全国的にも同会場の認知度を高める要因となっている。古賀会場長は「ＵＳＳ福岡ファンに支えられながら、今回の記念ＡＡでも２１００台もの出品を集めることが出来た。会員とのコミュニケーションを活発化させるとともに、今後もファンを拡大していきたい」とする。近隣には、九州最大規模のスケールメリットを生かすＵＳＳ九州会場（佐賀県鳥栖市）が立地するが、各種コーナーの活性化などで、同会場のファンを拡大していく考え。

　当日は、周年記念ＡＡの特別企画として、取引賞や成約賞を用意したほか、会場内では豪華景品の当たるパターゴルフチャレンジを実施し、来場会員を楽しませた。また、会場入り口には高圧洗浄機に定評のあるケルヒャージャパンによる実演販売会を実施した。

　同会場では、３月３０日まで、出品料最大９０００円引きの感謝月間を展開中。