ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は３月９日、「ＳＵＡＡ近畿ジョイント１２周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。ＡＡ全体では出品台数２６０７台となり、このうち３７８台をSＵＡＡ近畿ブロックの出品が占めた。SＵＡＡ近畿ブロックの成約率は７９．１％に上るなど、全体でも７１．７％の高成約率で活気ある記念ＡＡとなった。

　SＵＡＡ近畿ブロックのスタート前には、近畿地区スバルディーラー中古車部の首脳が整列しセレモニーを行った。
　スバルディーラーを代表して挨拶に立った大阪スバル営業推進本部中古車部の神﨑義信部長は「スバル中古車AA近畿は、平成１６年3月ベイオークと提携させて頂き、今年２月の開催で１２年が経過しました。今開催がSUAA近畿の１４４回を迎えると事になりました。月１度の開催ではありますが、出品台数はのべ5万8000台となり成約率も７０％を維持しております。これもひとえに皆様方、ベイオーク様のご厚情によるものと深く感謝しております。今後もますます皆様のご商売の一助になればとの思いで、良質中古車の出品台数を取り揃え、頑張っていきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いします」と謝辞を述べた。

　当日は「ＳＵＡＡ近畿ブロックW落札賞」を用意した。ＳＵＡＡ近畿からの記念品として、落札１台につき１枚、「スバルオリジナルＱＵＯカード（１０００円分）をプレゼント。さらにベイオークからは来場者に対して、大阪・天王寺で行列の出来る「大学いも」として有名な嶋屋「あべのポテト」をプレゼントした。

　同社で月１回開催されている「ＳＵＡＡ近畿」ブロックは、近畿地区スバルディーラーなどから出品される良質な小売りダマが多数集まることから毎回人気を博している。中古車市場で固定ファンの多いスバル車を仕入れる場として、バイヤーの注目度が高い。スバル車に対するブランドイメージ、ユーザーニーズは、過去のターボ車＋全輪駆動の組み合わせによる圧倒的なスポーツ性能への特化から、最近ではこの高いスポーツ性能と先進安全技術のバランス化へと変化を遂げているが、中古車市場における引き合いの強さは変わっていない。