ＴＡＡ九州（福岡県小郡市・島田俊秀社長）は１０月１３日、「九州会場15周年記念＆ダイハツジョイントオートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は２６７０台に上り、１０月６日開催と合わせた出品台数は５０００台を上回り、１０月４開催での出品台数１万台超えに弾みをつけた。

　セリ開始前のセレモニーで挨拶に立った島田社長は「おかげ様で九州会場は創立以来１５周年を迎えることが出来ました。スタート直後は開催あたり出品８００台レベルのＡＡでしたが、足もとでは２０００台レベルで推移し３年連続で年間１０万台を上回っております。先月までの累計出品台数は１３３万台で推移しております。皆様のビジネスに少しでもお役に立てるよう、システムの機能強化などを行ってまいりました。今後も次なる１５０万台、２００万台を目指して、皆さんのお役に立てるよう、努力してまいります」と謝辞を述べた。

　セリ開始後に行った記者会見では、ＡＡ市場全体やＴＡＡ各会場の動向を説明したほか、九州会場の状況や取り組みを説明した。同会場では一般会員向けの検査講習会（有料）を全国ＴＡＡ会場に先がけて実施、ダイレクトに商売に直結する査定技術習得に会員からのニーズが強く、会員サービス向上にもつながっているという。同会場の強みは底堅い販売店出品と一般会員との強固な絆にあり、２０２０年末までに現状の１割アップ程度にあたる「会員３５００社」を目指した取り組みを推進する。全国のＴＡＡ会場でもトップクラスの新規入会数を誇り、地道な営業活動の成果が表れている。
　また、ＡＡ開催日の館内清掃をスタッフが率先して行うほか、会場前花壇には心を込めて植えたお花が来場会員を出迎える。

　セリ会場内には、１月初荷市から刷新される「ＴＡＡカード」への切替についての告知ポスターが掲示されている。同会場では、年内１５００社を目指して会員店への接触機会を拡大する。ＴＡＡカードへの切替は年内であれば無料。会員への告知を強化するとともに、接触機会を通じたさらなる「絆作り」にも取り組む。