ＪＵ福島（福島市笹木野・川村秀夫理事長）は８月27日、「ももまつりＡＡ」を開催した。

　同ＡＡはＪＵ福島の年間最大のイベントオークション。当日の出品数は昨年の最高記録に次ぐ２４２８台を集荷。当年に因んだ目標出品２０１５台を大きく上回った。また成約率も一昨年に次ぐり、記念ＡＡに相応しい盛会となった。

　また、当日はＪＵ中販連・澤田稔会長をはじめＪＵ北海道、ＪＵ東北、ＪＵ関連協、ＪＵ中連協のブロック長が来場。加えて各県理事長、企業系ＡＡ関係者も多数来場し同会に花を添えた。

　同ＡＡでは、ＪＵ福島正会員74社の全社が出品。一昨年から３年連続となる正会員全社の出品となり、同商組の結束の強さを証明する会となった。

　セレモニーでは『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のオリジナルＴシャツを着込んだ川村理事長が挨拶に立ち、多数の来場、出品に謝辞を述べた。続けて、出品車の３割を占める約７５０台のディーラー出品に謝意を表し、「ディーラー車は成約率も高く良質車が多い。秋商戦に向けた良い仕入の機会」と述べ、活発な応札を呼びかけた。

　続けて挨拶に立った澤田会長は、「ＪＵ福島は今回も組合員全員が出品し、全員参加で取り組んでいる。我々もＪＵ福島の取り組みを見習わなければならない」と称えた。
　続いてＪＵ中販連の各委員を務めるＪＵ札幌・問谷功三会長、ＪＵ神奈川・山田久男会長、ＪＵ岐阜・岩瀬晃彦会長、ＪＵ静岡・萩原通弘筆頭副理事長が来賓を代表し挨拶を述べた。
　最後に24時間テレビチャリティーキャンペーンの募金贈呈式が執り行われた。

　記者懇談の場で川村理事長は目標を大きく上回る出品について、「出品目標を達成できたのは、組合員が『ももまつり』を盛り上げようという気持ちを持っているから。それに加えて、流通委員会を無くし、ＡＡ事業部による事務局主導の営業活動が奏効している。組合員も協力的な姿勢で臨んでおり、組合員と事務局の結束力が高まっている。事務局の営業スタッフも自ら目標を申告、実行することが今回の成果に繋がっている」と語った。

　当日の結果は出品２４２８台、成約１７８５台、成約率７３.５％、平均成約単価３０万１５１５円の好結果を収めた。