ＫＣＡＡ南九州（宮崎県えびの市・大峰高社長）は３月１１日、霧島いわさきホテル（鹿児島県霧島市）において「ＫＣＡＡ南九州新会場落成・グランドオープン祝賀会」を開催した。

　同祝賀会には、来賓として地元えびの市の村岡隆明市長やＪＵ鹿児島の北薗幸二理事長やＪＵ宮崎の黒木嘉興理事長ら多数の業界関係者が出席した。祝賀会で挨拶に立った大峰高社長は、「消費税増税の問題など不安があったが昨年10月に新会場建設の計画を練った。厳しいとの意見もあったが、ＫＡＡ京都会場を皮切りに４会場へ導入した自社開発のセリシステムが無線ＬＡＮでのセリを実現し、従来のシステムと比較し非常にローコストの会場運営を可能にしてくれたことが奏功し、新絶好のチャンスと判断。新会場着工を決断した。通常、新会場に移転する場合、お盆や正月の休催期間を利用して行うのがこれまでの通例だが、全社員が連日夜中の２時、３時まで頑張ってくれたお陰で、休催せずに移転が出来た。明日は２０００台を目指していたが２５００台を超えたと報告を受けた。会員皆様のご協力に感謝を申し上げます」と謝辞を述べた。

　また、同社初の出来事として「オークションを経営する24年間で初めて本部長の豊丸常務から『置き場が不足しているので自社の出品車を搬出してもらいたい』とオークション前に、グループ会社の出品車に搬出指示が出された」とエピソードを語った。来賓挨拶を代表して挨拶に立ったえびの市の村岡隆明市長は、「ＫＣＡＡは地域雇用、経済発展に多大な貢献を頂く地域にとって大切な企業。これまでも地域の社会福祉施設などに節目で寄付を頂いている。えびの市と共に更なる発展を遂げて頂きたい」と祝辞を述べた。

【中締め】
　西日本シティ銀行都城支店の中村秀幸支店長は中締めで「当行とは昭和47年からお取引を頂いている。融資の審査では人物を審査するが、最も重視しているのは『心と情熱と夢』。大峰社長はその全てを備えられており、南九州、福岡、山口、そして京都まで展開された。今後もメインバンクとして支えていく」と述べ、万歳三唱を唱えた。