西日本エリア最大規模のＨＡＡ神戸会場は菊地秀武社長が掲げる『変化への対応力』というテーマのもと今年さまざまな刷新に取り組んだ。

まずは４月にプレミアムラウンジを全面改装。
そこで出される食事もメリケンホテルの元総料理長がプロデュース。
まるでホテルのラウンジにいるような錯覚を覚えるリニューアルとなった。
さらに館内各所に喫煙所を設けて、完全分煙化を実現。
また、全ての電灯をＬＥＤに入れ替えて、会場全体がひときわ明るくなった。
そして、本年度に行った外装の塗り替えに続いて、来年度には８月に場内ポス席モニターをタッチパネル式へ、２０１５年１月にはセリシステムを６レーンから８レーン（最大10レーン対応）に増設すると発表した。
常に進化を続けるＨＡＡ神戸会場の魅力を専務取締役の古田芳孝氏にうかがう。

◆会場の魅力は？
『ＨＡＡ神戸でついた価格なら納得できる』と思って頂ける信用。
そして会場を支持して頂いている多数の会員様の数です。
そのなかでも出品が毎週３台以内という会員様が約８割を占めます。
この多数の会員様をおもてなしできる質の高い会場設備により開催日は１日を通して４０００人以上が来場されます。
また、出品規約を改正して設立した『ユーザーコーナー』関連の出品が今年10月に過去最高の２９０５台を記録しました。
良質な小売向けの出品が確実に増え続けています。

◆現在取組んでいる事は？
営業強化ですがこれは会員様の満足度を高める事と同義と考えています。
まずは基本の徹底をテーマに『マナー講習会』を開催。
会員様に気持ち良く会場を利用して頂ける態勢を整備しています。
また、訪問や電話連絡の頻度を増やして、会員皆様の現状を把握。
しばらくご利用頂いていない会員様には訪問して会場への要望を伺っています。
また、社員公募で会場の改善案を吸い上げて、大小さまざまな会員様満足度向上の取り組みを実施しました。

◆心掛けていることは？
『思い込みを持たない』常に客観的でニュートラルな立場に自分をおいて物事にあたっています。
特に会場側目線ではなく会員様の立場で対応することが重要。
今後も会員皆様に選ばれる会場作りを心がけて参ります

と抱負を語った。

◆プロフィール
古田芳孝（フルタヨシタカ）。
昭和４６年９月生まれ。
満４２歳。血液型Ａ型。
出身：兵庫県宝塚市。
甲南大学院卒。
趣味：ゴルフと革靴の収集。