ＵＳＳ四国（愛媛県松山市、瀬田大社長）は９月１３日、年間最大イベント「１５周年大記念ＡＡ」を開催。当日は出品５８５台、成約５２６台、成約率８９．９％、成約単価３４万７０００円を記録する盛会となった。

　今開催も昨年同様に、ＪＵ愛媛（森岡淳理事長）が協賛、前年を上回る６１社から２７８台が出品された。同商組とは、１９年の新会場建設とＨＡＡ神戸への接続先変更を経て、２２年６月に開催された「ＵＳＳ４０周年記念ＡＡ」をきっかけに関係が強化。年２回開催していた「ＪＵ愛媛協賛ＡＡ」は、２２年から年４回に増加した。その後、良好な関係が継続されたことで、２５年の「ＪＵ愛媛協賛ＡＡ」は、通常の年４回に加え、１１月８日に臨時開催を予定、年間５回の開催実施となる。大山健係長は「関係をより強固なものにして、長期的には、６回の協賛イベントを実施していきたい」と話す。

　コーナー別では、「四国プライムタイムコーナー」に８５台が出品。６カ月以上他のＡＡに出品が無く、評価点３点以上の出品条件にバイヤーからの人気も高く、毎開催８０％以上の成約率となっている。また、「四国ロープラオレンジ」に９４台、「四国ホワイト」に３１０台など上質車から取引しやすい低額車まで幅広く出品された。

　取材の場で萩田匡利会場長は「高額車から低額車まで幅広い価格帯の車を集めることで、会員様の仕入れの場として、役に立つ会場にしていく。その為に、ＨＡＡ神戸との接続を生かし、ホワイト以外に、プライムタイムを中心とした小売り向けの車を集めていきたい。あわせて、出品店数にこだわった活動を行っていく」と語った。