ＵＳＳ群馬（群馬県藤岡市、瀬田大社長）は８月２３日、「大商祭」を開催した。当日のセリは昨年の同会を上回る出品２１４９台を集め、成約１５４６台、成約率７１.９％、平均成約単価６０万円の高実績を記録する盛会となった。

　「大商祭」は、同会場の大型イベントＡＡとして、いずれの開催も多数の出品車を集め、注目を集めている。今年度は年３回から４回へと開催回数を増やし、５月・８月・１月・３月に大商祭を開催する。幾島健生会場長代行は「大商祭は群馬会場の名物イベント。出品店様と落札店様の期待に応えるべく開催数を増やした」と話す。
会場は多数の来場者でにぎわい、出品落札取引台数賞をはじめ、豪華賞品が当たるガラポン抽選会など各種イベントを催し、開催を盛り上げた。

　開催に先立ちあいさつに立った幾島会場長代行は、「閑散期と言われる８月に多数の出品をいただき、前週の開催では昨年の同時期より１０％以上高い成約率をいただいた。出品と落札をしていただいた会員様に感謝」と謝辞を述べた。
　続けて、先月末に群馬会場の撮影スタジオの照明機材と撮影機材を一新したと紹介。「以前より鮮明な画像を提供できるようになった」と述べ、今後もより一層良いサービスを提供できるよう努めていくと話した。
最後に当日のイベントを紹介し活発な応札を呼び掛け、あいさつを締め括った。

　ＵＳＳ群馬の４月-７月の開催実績は、昨年を上回る活況な取引が続いている。出品台数は２万３４７２台（前年同期比１１２.０％）、成約台数は１万４７４８（１０２.１％）と出品数、成約数ともに前年同期を上回り、成約率６２.８％の好成績を記録している。
　幾島会場長代行は「季節にちなんだイベントＡＡに加え、毎開催９０％の高成約率を誇るプライムタイムコーナーや良質車が集まるディーラーコーナーが好評を博し、売り買いのできる会場として会員様に利用いただいている。また、外国人会員が増える中で、外国人会員向けのイベントも楽しんでもらえている」と４月-７月期の取り組みを話した。
　また、会場運営では業務部スタッフのオールマイティ化も進めているという。「スタッフが各業務を経験することで、業務の繋がりを理解し、効率化につながっている。その結果、会員様へのサービス向上につながる」と話す。

　ＵＳＳ群馬は、撮影スタジオ以外にも、ホールの照明を明るくして雰囲気をより良くした。幾島会場長代行は「目配り、気配り、欲張り」を意識していると話す。「欲張り」には、会場を「もっと良くしたい、もっと良くできる」という意味が込められており、この気持ちで業務に取り組んでいるという。
引き続き、会員目線での会場づくりを進めていく。