ＪＵ東京（萩田典雄理事長）は６月１６日、「流通委員ＯＢ会担当記念ＡＡ」を開催した。

　流通委員ＯＢ会担当記念ＡＡは、ＡＡ事業への貢献と交流の場として毎年６月と１２月に開催しており、今回で３９回を数える。今開催も流通委員ＯＢ会の出品車は２００台に迫る数となり、ＡＡ事業に貢献した。

　黒田泰男流通委員ＯＢ会会長は「流通委員ＯＢ会担当ＡＡは流通が一息つく６月と１２月に開催し、ＪＵ東京を盛り上げることを目的に取り組んでいる。今開催もＯＢ会がその趣旨を汲み、多くの出品をいただいた。改めて感謝」と話した。
　また、「１２月には４０回目の開催を迎える。節目の開催は台数をより集め、盛り上げていきたい。流通委員ＯＢ会に期待している人もいる。２０年の歴史がある流通委委員ＯＢ会担当開催を大切にしていきたい」と話した。
　
　セリ前のセレモニーであいさつ立った黒田流通委員長は多数の出品に謝辞を述べ「流通委員ＯＢ会ファン、バイヤーの皆様と多くの方々にご来場いただいている。成約率をもってお返ししたい」と述べ、活発な応札を呼び掛けた。
　当日はＪＵ静岡の萩原通弘会長、ＪＵ愛知の加藤勇東会長、ＪＵ群馬の島誉倫副会長らが来場し花を添えた。

　取材の場で萩田理事長は流通事業について「出品台数はもちろん大事だが、成約率にこだわっていく。出品店も落札店も成約率に注目している。双方にとって良いのは、売れる会場であり、買える会場。その意味でも成約率は大事な数字であり、重視していく」と話した。

　セリ結果は出品１３５３台、成約７３３台、成約率５４.２％、平均成約単価３８万３０００円となった。